2018/06/06(水)カラスノエンドウの種子を精製しました!

緑の中に、小さな小さなピンクの蝶々が羽を広げて休んでいるように見える…
春になると、そんな光景が広がっているように見えるのが「カラスノエンドウ」です。
正式な和名は「ヤハズエンドウ」と言います。

カラスノエンドウ_001.jpg


種子が熟すと、黒く堅い鞘になることなどから、
「カラスノエンドウ」と名付けられたようですが、
その黒く堅い小さな鞘からパチンとはじけて種子が飛び出す様子は、
まるで鉄砲玉の様です。

先日大量に採取した植物体の上に、
種子が弾け飛ばない様、シートをかぶせていると、
早速、パチンパチンとはじける音が!!!
溜まった種子はいったん取り出し、
それ以外は鞘から直接種子を取り出す作業の繰り返し…
結構地味で根気のいる作業です(;-_-) =3
そうして精製したものを見てみると、
種子というよりは、小石に見えますね(笑)

カラスノエンドウ_002.jpg


調査・研究・鑑賞などなど…
用途は多々ありますが、
実は食用としても美味しく食べられる優秀雑草なので、
是非是非、試してみてはいかがでしょうか?