2007/07/21(土)大阪府 花博記念公園鶴見緑地 ~鉄線ジャカゴ(蛇籠)からネットジャカゴ改修~

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護岸の伝統的な工法の一つとして知られるジャカゴ(蛇籠)護岸は一般的なコンクリート護岸と違い陸地と水辺を遮断しない事で水辺生態系の保全や自然な水辺景 観維持には非常に有効な工法です。河川のみならずため池や公園内のせせらぎ・修景池等の護岸に用いられる事も珍しくありません。ここ花博記念公園鶴見緑地 内でも長期間数百mの延長に渡って修景池の護岸を担ってきましたが、老朽化が進み鉄線が破断・突出してしまっている部分も確認されたため、この度安全性を 考慮し鉄線(鋼製網)の撤去と併せてロックロール(繊維製ネットジャカゴ)の設置が実施されました。

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2007/07/18(水)兵庫県 エスペックビオトープ バンビの里 ~自然が私達に与えてくれるもの~

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近年日本でも定着してきた言語「ビオトープ BIOTOPE」。生態学的には「生物の生息空間」を意味しますが、ここに私達人間はいかに関わっていくのかは今後の自然再生事業の上で重要なテーマの一つではないでしょうか。子供の頃に水辺で見つけた小さな命、森の中で感じた神秘的な静けさ、自然という存在が私達人間に与えてくれるものとは・・・そんな思いから「バンビの里」の計画は生まれました。

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2007/04/01(日)大阪府 東井高野小学校「水緑園」 ~学校ビオトープ・水辺の植栽会~

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大阪市東淀川区の東井高野小学校のビオトープ「水緑園」をご紹介します。
上の写真は施工後約5ヶ月が経過した状況です。実はもともとこの池はコンクリート製の箱池だったのです。いかがでしょう、まだまだ出来たてホヤホヤですがなかなか良い雰囲気出ていませんか?

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2007/03/18(日)大阪府 小公園せせらぎ水路 ~まちに潤い空間を~

小公園のせせらぎ水路の水際を縁取った事例です.最近は学校にビオトープをつくることがとても多いですね.街角や小スペースにこうしたビオトープがあると,ちょっといい感じですね。

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ビオトープとはドイツで盛んに行 われており,いわゆるハビタット(Habitat = 生物の生息空間)と同義語とされていますが,日本では,比較的自由にとらえられており,学校ビオ トープや環境保全型ビオトープなど色々なビオトープがありますね.いずれにせよ,人々が身近な自然に関心をもつことがでる場所が増えることは好ましいこと ではないでしょうか?

この小公園も住宅地の中にあり,洗練された景観が形成されています.このせせらぎ水路の水際には植栽済みベストマンロール(植栽済み植生ロール)が使用されています.あらかじめ植物が植栽されているので,設置直後から良好な景観を形成します.このような場所にはもってこいの製品ですね。

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