2017/11/08(水)鹿の食害対策にはチカラシバが良さそうです。
チカラシバが良さそうです
チカラシバはイネ科の多年草で,日本全国に分布しています。道端に普通に見かける日本の在来種(雑草)です。比較的乾燥に強く,しっかりと根を張りますので,法面緑化植物には適しています。また,鹿の不嗜好性植物としても知られています。実際に野外で試験を行ってみますと,鹿の食害は若干あるものの,植栽した苗は良好に定着し,播種でも発芽を確認することができました(イノシシによる掘り返しの被害は受けていますが)。萱株苗(雑草苗)と在来種で緑化シート
エスペックミックでは,こうして特性を持つチカラシバを植生シート(在来種で緑化シート)や小さな苗(萱株苗)として提供しています。また,チカラシバのマット苗も検討しています。まだ試験段階ではありますが,鹿の食害でお困りの方は是非,弊社にお問い合わせください。
【山口勉 代筆:同僚(A型)】
2017/11/07(火)【トピックス】ついに、カメ捕獲用のもんどり罠の取り扱いを開始!
当社ではカメの捕獲装置として、甲羅干しの習性を利用した【浮島型カメ捕獲装置】を販売しています。
浮島型カメ捕獲装置は長期間、ゆっくりと、いつの間にか、手間がかからずカメを捕獲することにむいた装置となっています。
一方、手間はかかるが、ササっと、パッと、短期間でカメを捕獲するにはむいていません。
そんな手間はかかるが、ササっと、パッと、短期間でカメを捕獲するために、【カメ捕獲用もんどり罠】の取り扱いを開始しました。
2017/10/30(月)<長良川>ヨシ原再生における群落移植を行いました。
ヨシ原を再生して自然豊な川にしていこうという
長良川ヨシ原再生工事プロジェクトに関与させていただきました。
現場近くにあるヨシ群落をそのまま移植する方法はないか?
たどり着いた結果は、植物群移植工法(表土移植・移設工法)でした。
植物群移植工法は、植物群落を土壌ごと重機で移植する工法で、
土壌中の埋土種子や微生物等の現地生物群をそのまま移植でき、
また対象植物の移植による傷みをできるだけ軽減した工法です。
中部地区では初の試みとなります。
大雨による増水、季節風などによる影響等・・・
定着するまで心配は尽きませんでした。
移植直後
移植1年後
施工1年後、見事なヨシ原再生となってました!
表層土を移植しているため、定着も生長も早いですね。
貴重種などの移植にも効果的です。
【山口・三島】
2017/10/20(金)結果発表!!浮島型カメ捕獲装置(かめぽちゃ)公開引き上げ
その結果をお知らせします。
引き上げ前から、カメがたくさんいる事が分かりますね~。
入ってくれている事に対して、安堵感はありますが・・・、
とても複雑な気持ちです。
今回の捕獲装置に入っていたカメの数は、180匹でした!
1日平均8匹が捕獲されている結果です。
鵜戸川では昨年も同様に設置しているので、
引き上げ成果を昨年と比較してみました。
今回は予想以上にクサガメが入っていました。
過去の浮島型カメ捕獲装置の実績はこちらからご覧いただけます。
ご興味のある方はお問合せ下さい。
【山口・三島】