2018/04/04(水)卒業展示会場に長尺ポット苗をご利用頂きました!

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長尺ポット苗は屋外の壁面やフェンスの緑化資材としての利用でお問い合わせを頂くことが多いですが、
今回、日本工学院八王子専門学校様の「卒業展2018」の会場に長尺ポット苗をご利用いただきました。

ご利用頂いたのは、卒業展会場のモニュメントの"フューチャーガーデン"の側面です。
白色に植物の緑色がよく映えてとても良い感じです。これぞアート作品!

カロライナ・ジャスミンも小さな黄色の花を咲かせとても魅力的です。
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モニュメントの高さが約5mあること、また上部にポットを設置できないことから、
モニュメントの上半分は長尺ポット苗を切り枝にした状態で設置して頂きました。
植物の種類にもよりますが、しっかりと保水した状態であれば、数日間は良好な生育を維持できるようです。
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今回は、従来の長尺ポット苗の利用方法とは異なる新しい試みでしたが、
長尺ポット苗は室内緑化としての利用もできることが分かりました。

室内の展示と言えども、やはり造花よりも生の植物の方が動きや表情があって良いものです。

日本工学院八王子専門学校様、長尺ポット苗をご利用頂きありがとうございました!
この場をお借りして心より御礼申し上げます。

長尺ポット苗に関して、ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。

【東建介】

2018/04/02(月)ただ今、「ススキ」の種子(小穂)を精製してます。

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ススキは治山事業を中心に法面緑化や造園工事で多く利用されてきました。
これまで流通していた多くのススキは外国産由来のススキでしたが様々な問題を含んでいたため、
今では外国産ススキの流通は見合わせている状況と伺っています。

一方、ススキは日本の国土形成や景観形成において欠かすことのできない植物の一つです。
当社では、先のブログに掲載させていただいたように、日本産ススキ種子の採取を行っています。

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ススキの種子は果穂から小穂を取り外したものを利用しています(一次精製)。
当社においては種子の出荷は小穂の状態で行っております。
 ※更に果実の取り出しまでの精製は行っていません(二次精製)。

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1グラム当りにどれだけの小穂があるかを数えてみました。
小穂はとても軽く綿毛がついているため、ちょっとした風で動いてしまうので、
細かい作業にため息もつけません(笑)。なかなか大変な作業でした。

小穂の量は、1グラムあたり、おおよそ1100粒でした。

数えながらよく小穂を観察すると、種子(果実)があるかないか分かってきます。
果穂を採るタイミングを逃すと既に中味がなかったり、
逆に早いと未熟だったり・・・奥深いです。

ススキのご入用はお気軽に問合せ下さい。

【山口・三島】