2019/10/29(火)萱株苗の試験植栽を行いました。

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萱株(かやかぶ)は治山工事で一般的に用いられるススキの掘り取り株です。萱株は丸太柵工と共に使用されることが多いのですが,ススキの株を掘り取るのに労力がかかったり,現場近くにススキの株が見つからず,萱株を採取することが困難であったりします。

こうした状況を改善するために,エスペックミックでは萱株の代替品として萱株苗の販売をはじめました。萱株苗はφ2cmの小さなススキの苗で,種を蒔いて発芽育成したものです。施工性に優れるだけでなく,地上部と地下部とのバランスがとれているため植栽後も良好に定着します。また,その後の成長もとても良いため,萱株と遜色なく成長し,治山に貢献することができます。
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植栽試験開始直後(2019年6月28日)。
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植栽からおよそ4ヶ月後の状況(2019年10月29日)。