2021/09/22(水)マンション外構を国内産在来種で緑化しました

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埼玉県和光市の某マンションの外構に在来種で緑化マットを導入して頂きました。

在来種で緑化マットは、日本国内で採取あるいは生産した在来種の種子を用いた切土法面用の植生マットです。国内産のメヒシバ、カゼクサ、チカラシバの在来種の種子が配合されています。本現場では、ワラシバタイプ(生分解性)をご利用頂きました。基盤は生分解性のため、徐々に分解し自然にかえります。
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マットの設置方法は容易で、1)法面の雑草や石等の除去と整地、2)在来種で緑化マットの敷設、3)止杭とアンカーピンの打ち込み で作業が完了します。
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また緑化後の状況を報告したいと思います。
ご興味のある方は是非お問い合せ下さい。

【2021年9月22日 東建介】




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 その後、現場状況を確認してきました。およそ1年後の2022年8月下旬の状況です。多年草であるカゼクサやチカラシバが繁茂し、十分に法面が緑化されている状況が確認されました。マンション外構の緑化としては、一般的な園芸種等によって緑化されることが多いですが、本現場のように自然な草地をつくりたい場合、今回の在来種で緑化マットを利用した緑化方法も良いかもしれませんね。

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施工後およそ1年の状況
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多年草は株状に大きく成長して行く


 在来種で緑化マットやシートなどの国内産在来種種子を用いた緑化実績が増えてきていますので、ご興味のある方は是非弊社までお問合せください

【2022年8月30日 東建介】
【電話】03-5643-0305
【メール】k-azuma@especmic.co.jp

2021/08/23(月)栃木県日光市の林道法面における在来種緑化

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栃木県日光市の林道法面に在来種で緑化シートを導入して頂きました。

在来種で緑化シートは、日本国内で採取あるいは生産した在来種の種子のみを用いた植生シート(盛土用)です。国内産在来種の種子が配合されています。

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本現場では植生シートタイプをご利用頂きました。
シートの設置は容易に行うことができます。

1)法面の雑草や石等を除去し整地する。
2)シートを敷設する。
3)止め杭を既定の間隔および箇所に打ち込む。

本現場では3人/日×2日で200㎡を敷設頂きました。

また緑化後の状況を報告したいと思います。
※切土法面の場合でも工法の提案をさせて頂きます。是非お問い合せ下さい。

【2021年8月23日 東建介】




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 その後、現場状況を確認してきました。およそ1年後の2022年6月下旬です。林道法面の土質が礫質であったため、少々心配していましたが全く問題ありませんね。緑被率は100%に近い状況でした。

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シート敷設範囲の比較
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施工後およそ1年の状況


 在来種で緑化シートを敷設した範囲は、十分に緑化されて林道の法面保護工としても目的を果たしていました。シートを敷設していない範囲と比較すると分かりやすいですね。国内産在来種種子を用いた緑化実績も増えてきていますので、ご興味のある方は是非弊社までお問合せください

【2022年6月29日 東建介】
【電話】03-5643-0305
【メール】k-azuma@especmic.co.jp

2020/09/30(水)東京都港区 白金台どんぐり児童遊園

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東京都港区の白金台どんぐり児童遊園にオオバコマットと国内産在来種の種子を導入して頂きました。

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オオバコマットは日本国内で採取したオオバコの種子から生産した薄層のマット苗です。

マットの設置方法は容易で,軽く土を掘って敷き並べ,目土をかけて散水をするだけです。
設置作業は2名で1時間程度で完了しました。
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また,日本国内で採取したオオバコとカゼクサの種子を播種して頂きました。
種子は砂等の増量材と混合させることで,均一に播種することが可能となります。
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ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。

【東建介】

2020/09/24(木)シカ不嗜好性植物による緑化のサイトをつくりました

近年、山林でシカ(鹿)の個体数が増えたことにより、様々な場所でシカの食害が発生しています。特にシカの個体数が多い場所では下層の植生が無くなってしまい、降雨によって浸食が起こるなどの問題が生じています。また、林道や砂防堰堤の工事にともなって生じた裸地がシカの食害によって植生が定着しないなども問題となっています。

こうした問題に対して、シカの侵入を防止するための獣害防止柵の設置やシカに踏まれても表土が崩れないようにするために亀甲金網の設置などが行われています。エスペックミックではシカの好まない植物(シカ不嗜好性植物)を用いた緑化を提案しています。

シカ不嗜好性植物による緑化」のサイトをつくりました。是非ご覧になってください。

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