2018/11/13(火)蓮沼川 自然石連結ブロックの緑化

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河川の護岸に用いる自然石連結ブロックは自然石を利用した護岸です。緑化を行うために現地発生土の客土などが行われますが,客土の中には様々な植物の種子が混ざっており,外来種の種子も多く含まれています。そのため,どのような植生になるのか不確実性があります。

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2018/11/02(金)千葉県 豊岡幹線排水路 ベステック・ロックロール設置による生物多様性の確保

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コンクリート三面張水路にベステック・ロックロールが設置されました。


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 圃場整備工事において,これまでの土水路はコンクリート三面張の水路となりました。排水路なので水田の高さから深く掘り込まれています。コンクリート三面張水路は,水域に植物が生えにくいため,維持管理に優れますが,生物多様性を考えた場合,課題も多くあります。そうした中,生物の生息空間を確保するために,排水口近くにベステック・ロックロールが設置されました。排水口から流下した生き物が下流に流されてしまわないように配慮されています。こうした場所を複数設けることで,生物が生息できる環境としています。ベステック・ロックロールは2007年8月に設置されました。

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2018/10/05(金)チガヤマットを使ってチガヤの草地を作りました!

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「翌年の春に,チガヤの穂が風にたなびく風景を見たい」とのご要望を頂きました。
チガヤは毎年春ごろになると,ふわふわとしたプラチナ色の穂を一斉につけます。
そこで簡単にチガヤの草地を作ることができる「チガヤマット」をご利用頂きました。

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2018/07/31(火)ビオトープの管理業務を行っています

当社は様々なビオトープの管理業務を行っています。
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ただ単に雑草の引き抜きや植栽した植物の管理をするのではなく、
ビオトープを作った目的や、環境の変化に合わせて、生態系や景観に配慮した管理および生物調査を行っています。

管理内容としては

・外来動植物の除去
・管理作業時の、ヤゴなどの生物へ配慮した取り組み
・ビオトープを利用している在来動植物の確認と記録
・環境教育への利用

などを行っています。

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↑水草などを除去する前に水際に置いておくことでヤゴなどを逃しています。

維持管理に困られているビオトープがありましたら、是非、お声掛けください!

【緋田・山口】

2018/07/30(月)企業の生物多様性の取り組みをサポートします。

身近な場所にあった森や田んぼ、気づいたら人工物に変わっていませんか?
昔は明るかった里地が気づいたら、暗い森になっていませんか?
暑すぎる夏や急な大雪で、身近な作物が育てられなくなっていませんか?

愛知目標やSDGsにおいて「生物多様性」や「生態系」の保全が掲げられています。
ISO14001の2015改訂では、生物多様性・自然生息地の回復について取り組み課題とされました。
「生物多様性」のキーワードは、他人事ではなく、私たちの平素の暮らしに対する「アラーム」かもしれません。

では「生物多様性」の活動は、社会貢献と大きく捉え、清掃活動だけで済ませてよいのでしょうか。
あるいは、どこかで植林や間伐作業をしなければならないのでしょうか。
もちろん、それらの活動も重要な行為です。

私たちは、身近な生きものに目を向けることが重要であると考えています。
企業の森で、企業の緑地で今、息づいている草花や樹木としっかり向き合ってみましょう。
企業が多様な主体と結びつくのと同様、企業の森や緑地でも面白い関係が見つかると思います。


「おためし企業の森診断プログラム」
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 「おためし企業の緑地診断プログラム」
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身近な植物の調査、栽培、自然再生事業に携わる専門家が対応いたします。
具体的な保全活動など、御社の更なる活動へつながる提案も可能です。


【吉野・三島・山口】