2019/03/08(金)関東産の植物苗の生産をはじめます。
新製品開発というわけではないのですが,関東産の野草苗の生産をはじめようと思います。
チガヤマットなどについてはある程度産地に対応することができていますが,原っぱをつくるために混植する野草が大変です。植栽する苗も関東産のがほしいとの要望をしばしば受けますが,10数pot程度であれば何とかなるのですが,それ以上になると現実的にはなかなか難しい状況です。
現在,関東の圃場で関東産の植物の採穂園をつくっています。そこから採れた種で苗をつくることとします。売れなかった苗は採穂園に植栽して,採穂園を徐々に大きくして行きます。....従って,つくった苗が売れないと採穂園がどんどん広がって行くことになります。今の段階ではどこまで採穂園が広がるのか検討がつきません。まぁやってみましょう。
さしあたり,メガルカヤ,オミナエシ,キキョウ,ウツボグサ,オミナエシあたりから生産をはじめます。
【木村保夫】
2018/11/02(金)千葉県 豊岡幹線排水路 ベステック・ロックロール設置による生物多様性の確保
コンクリート三面張水路にベステック・ロックロールが設置されました。
圃場整備工事において,これまでの土水路はコンクリート三面張の水路となりました。排水路なので水田の高さから深く掘り込まれています。コンクリート三面張水路は,水域に植物が生えにくいため,維持管理に優れますが,生物多様性を考えた場合,課題も多くあります。そうした中,生物の生息空間を確保するために,排水口近くにベステック・ロックロールが設置されました。排水口から流下した生き物が下流に流されてしまわないように配慮されています。こうした場所を複数設けることで,生物が生息できる環境としています。ベステック・ロックロールは2007年8月に設置されました。
2018/07/31(火)ビオトープの管理業務を行っています
2018/07/30(月)企業の生物多様性の取り組みをサポートします。
昔は明るかった里地が気づいたら、暗い森になっていませんか?
暑すぎる夏や急な大雪で、身近な作物が育てられなくなっていませんか?
愛知目標やSDGsにおいて「生物多様性」や「生態系」の保全が掲げられています。
ISO14001の2015改訂では、生物多様性・自然生息地の回復について取り組み課題とされました。
「生物多様性」のキーワードは、他人事ではなく、私たちの平素の暮らしに対する「アラーム」かもしれません。
では「生物多様性」の活動は、社会貢献と大きく捉え、清掃活動だけで済ませてよいのでしょうか。
あるいは、どこかで植林や間伐作業をしなければならないのでしょうか。
もちろん、それらの活動も重要な行為です。
私たちは、身近な生きものに目を向けることが重要であると考えています。
企業の森で、企業の緑地で今、息づいている草花や樹木としっかり向き合ってみましょう。
企業が多様な主体と結びつくのと同様、企業の森や緑地でも面白い関係が見つかると思います。
「おためし企業の森診断プログラム」
「おためし企業の緑地診断プログラム」
身近な植物の調査、栽培、自然再生事業に携わる専門家が対応いたします。
具体的な保全活動など、御社の更なる活動へつながる提案も可能です。
【吉野・三島・山口】