2018/04/02(月)ただ今、「ススキ」の種子(小穂)を精製してます。

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ススキは治山事業を中心に法面緑化や造園工事で多く利用されてきました。
これまで流通していた多くのススキは外国産由来のススキでしたが様々な問題を含んでいたため、
今では外国産ススキの流通は見合わせている状況と伺っています。

一方、ススキは日本の国土形成や景観形成において欠かすことのできない植物の一つです。
当社では、先のブログに掲載させていただいたように、日本産ススキ種子の採取を行っています。

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ススキの種子は果穂から小穂を取り外したものを利用しています(一次精製)。
当社においては種子の出荷は小穂の状態で行っております。
 ※更に果実の取り出しまでの精製は行っていません(二次精製)。

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1グラム当りにどれだけの小穂があるかを数えてみました。
小穂はとても軽く綿毛がついているため、ちょっとした風で動いてしまうので、
細かい作業にため息もつけません(笑)。なかなか大変な作業でした。

小穂の量は、1グラムあたり、おおよそ1100粒でした。

数えながらよく小穂を観察すると、種子(果実)があるかないか分かってきます。
果穂を採るタイミングを逃すと既に中味がなかったり、
逆に早いと未熟だったり・・・奥深いです。

ススキのご入用はお気軽に問合せ下さい。

【山口・三島】

2018/03/30(金)日本産ススキ種子在庫リスト(採種地リスト)

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当社では法面緑化や治山事業において在来植物を利用いただくために、
日本産ススキの種子を採取しています。

採種場所を地図と表に取りまとめました。
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現時点で在庫のあるススキ種子は宮城県・千葉県・長野県・愛知県・岐阜県・大阪府・熊本県と、東北地方から九州地方にまでまたがります。

これらの種子を利用し、治山工事において利用される「萱株苗」や「在来種で緑化シート」を生産します。

ご興味のある方は是非、お問合せ下さい。
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【山口・三島】

2017/12/08(金)ただ今「萱株苗」出荷準備中です。

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私達の圃場で働いていただいているパートナーさん。
萱株苗の出荷準備を行っています。

たくさんの苗の中から
皆さんに「いい製品をお届けしたい」と、
一つ一つの生育状況を確認しながら、苗を吟味して選抜しています。
しかも速い!まさに熟練技です。

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今年は熊本県でススキの種子を採種しました。
来年度からは熊本県産のススキの萱株苗が提供できるようになります。
是非、治山事業でご活用下さい。


【山口・三島】