2024/04/10(水)埼玉県秩父農林 下山荒廃森林再生工事 萱株苗(ススキ苗)
現場採取の萱株(ススキの株)の代替品として利用しました
萱株苗(かやかぶなえ)は治山工事の丸太柵工、木柵工、丸太土留工、丸太筋工などの緑化として用いられる現場採取のススキの株、いわゆる萱株(かやかぶ)の代替品として利用することができます。萱株苗(かやかぶなえ)は治山工事の規格である「1m縄〆茎長30cm」に対応しており、1m縄〆で100pot/束となります。萱株苗(かやかぶなえ)は毎年、300束~400束(30,000pot~40,000pot)程度を生産しています。今回の埼玉県秩父地方では、萱株となるススキの株を現場で採取できなくなっていることもあり、萱株苗(かやかぶなえ)として初めて採用頂きました。2024/04/09(火)現場採取の萱株の代替品となるススキ苗(萱株苗)
埼玉県の林道法面や治山の現場で丸太筋工等に利用されている現場採取の萱株(かやかぶ)の代替品として、萱株苗(かやかぶなえ)を導入しました。萱株苗(かやかぶなえ)はススキやチカラシバの種子から育成させた小さな軽量のセル苗(φ2cm)です。萱株苗を利用することで、従来の萱株の採取、株分け、運搬作業に掛かる人工や作業手間を省くことができ、全体の工期短縮につながることが期待できます。
2019/10/29(火)萱株苗の試験植栽を行いました。
萱株(かやかぶ)は治山工事で一般的に用いられるススキの掘り取り株です。萱株は丸太柵工と共に使用されることが多いのですが,ススキの株を掘り取るのに労力がかかったり,現場近くにススキの株が見つからず,萱株を採取することが困難であったりします。
こうした状況を改善するために,エスペックミックでは萱株の代替品として萱株苗の販売をはじめました。萱株苗はφ2cmの小さなススキの苗で,種を蒔いて発芽育成したものです。施工性に優れるだけでなく,地上部と地下部とのバランスがとれているため植栽後も良好に定着します。また,その後の成長もとても良いため,萱株と遜色なく成長し,治山に貢献することができます。