ルートボール・ミニ

ルートボール・ミニはφ2cmの小さな苗です。チガヤ、ススキ、カワラナデシコ、オオバコなど様々な植物に対応しています。

地域性種苗の生産


ルートボールミニ|地域性種苗の生産
ルートボールミニは種を蒔いて生産します。φ2㎝の小さな苗であるため生産にかかる時間はポット苗と比べて短くて済みます。植物の種類や種子の発芽のしやすさに依存しますが、植物の生育期では4~6ヶ月程度あれば苗を供給することができます。こうした製品の特性は地域性種苗の生産最適です。それぞれの地域で採集した種子をご提供いただければ、その種を用いてルートボール・ミニを生産いたします。

地域性種苗の生産について詳しくみる >



チガヤ草地をつくる


ルートボールミニ|鬼怒川の事例
チガヤ草地をつくるにはチガヤマットの利用が最も効果的ですが、予算に制約があったり、張芝から徐々に移行したい場合にはルートボール・ミニの植栽でもつくることができます。ルートボール・ミニを植栽する場合には1㎡あたり16pot(25cm間隔)植栽することで、およそ半年から1年でチガヤ草地を創出することができます。時間をかけてよいのであれば、1㎡あたりに植栽するルートボール・ミニの数量を減らせばよいのですが、空間に荒地雑草が繁茂するため、初期の維持管理にコストがかかる結果となります。また、堤防法面の場合ルートボール・ミニだけでは降雨により表土が洗われたり、場合によては雨裂浸食が生じますので、適切な法覆工との併用が不可欠となります。

チガヤ草地創出について詳しくみる >



連節ブロックの隙間の緑化


ルートボール・ミニ especmic
ルートボール・ミニはφ2cmの小さな苗ですから、連節ブロックの隙間にも植栽することができます。法面に設置した連節ブロックの緑化はなかなか困難で、一般的には客土を行って完了とする場合が多いようです。しかし、適切な植物を導入しなければ、オオアレチノギクやセイタカアワダチソウなど様々な荒地雑草が侵入定着することとなります。連節ブロックの隙間にルートボール・ミニを植栽することで、適切な植物を容易に導入することができます。



萱株苗(かやかぶなえ)


萱株苗(かやかぶなえ) especmic
ススキのルートボール・ミニは萱株苗(かやかぶなえ)として販売しております。萱株苗は主に治山工事における緑化資材として用いられ,従来のススキの現場掘り取りによる萱株よりもコストパフォーマンスに優れる製品として利用されています。

萱株苗(かやかぶなえ)について詳しくみる >



実験研究用の苗として


ルートボール・ミニ(ヨシ) especmic
ルートボール・ミニは小さな苗ですから、実験研究に用いる苗としては最適です。チガヤなどの種子を供給いただければ,その種子からルートボール・ミニを生産することが可能です。実験用の苗をご検討されている方はお問合せください。

お問い合わせ