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自宅敷地斜面にいのちを守る防災林づくり ~エスペックみどりの学校協働プロジェクト~

台風26号の伊豆大島での土石流災害をはじめ、住宅の裏山が崩れ、住宅被害だけでなく住民の方が犠牲になるニュースを目にします。
急斜面が多く、秋には台風が襲来し、大きな地震も時折襲う日本では、普段快適に暮らしていても、いつどこで自然の揺り戻しに遭うかわかりません。

大阪富田林市のK様は、自宅敷地の一角が急な斜面の竹ヤブとなっており、長雨の度に土が崩れることを気にされておりました。
そんな折、横浜国立大学名誉教授の宮脇昭先生の提唱される森づくりに共感され、先生の植樹をお手伝いさせていただいている当社に苗木等資材についてお問合せをくださいました。

地域の防災を考える上で、その土地に住む人が意識を持って行動していただけることは、いのちを守る上で重要なことなのだと思います。

一方、エスペック株式会社では、「エスペックみどりの学校」の活動の一環で、森づくりのリーダー養成セミナーを開催し、関西学院大学の学生に参加していただいております。
当社ではセミナー講師を担当させていただいておりますが、現場での実践や現場の声を聞くことが学習を深める良い機会と捉え、エスペック株式会社様とセミナー受講生との協働植樹企画とし、セミナー受講生が栽培したアラカシの苗を提供していただきました。

K様の熱い思いで自ら竹ヤブを切り開かれ、地ごしらえをしていただきました。
私たちも苗木を準備させていただき、斜面への植樹作業をお手伝いさせていただきました。

この苗木たちが将来大きな森に育ち、K様宅を守る屋敷林となることが今から楽しみです。
[吉野知明]

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概要

植栽日時 平成25年(2013年)11月2日
植栽面積 約800㎡
植栽本数 28種類 1982本
事業主  K様(個人)

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