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里山の風景を取り戻す ~ 愛知県 長湫土地区画整理組合事務所 ~

「あたかも以前からあった雑木林のように植栽して欲しい。」
これは施主の担当者様の熱い想いです。それはもう中途半端で無く、造園の常識を打ち破るものでした。
当初設計通りに工事をおこなっても担当者様の納得は得られず、繰り返し手直しをすることになりました。
造園親方の職人魂も加わり、完成された作品は時の経過を見紛うばかりの仕上がりとなりました。
植栽樹種は敷地造成前にあった里山と周辺地域の植生調査を基に選定しました。
高木はコナラ、ヤマザクラ等の落葉樹を基幹に配し、中木にヤブツバキやソヨゴ、モチノキ等を選択。
合計61種1,970本の木本類を植栽しました。
草本類はササ類、ジャノヒゲ、シダ類など10種3,700株を植栽。
これらを僅か327㎡に密植しました。

事務所を囲むこの森は四季と共にさまざまな姿を楽しませてくれる、ふるさとの森になりました。

 

[大上圭一 (問合先)e-mail:k-0hue@especmic.co.jp]

モデルルームならぬモデルグリーン

「雑木林薫るまち」というまちづくりのビジョンを表現したのがこの緑地です。 この緑地が住宅購入の決め手になったという事例も出てきました。

街角に突如出現した雑木林。近隣の方も驚いたとか コナラ、ヤマザクラ等の落葉樹をベースに植栽 園路とベンチを備えた憩いの施設。小学生の通学路にもなっています

 

 季節ごとに違う表情を見せる雑木林の風景

春は花、夏は緑。秋は実、冬は落葉。 季節ごとに異なる雑木林の風景が、視覚から季節を感じさせてくれます。

春にはサクラ、ツツジ、ヤマブキと、花のリレーが続きます 最も生命力あふれる夏の季節 落葉期の美しく赤く染まった植物たち

Google ストリートビューで観る今の姿

概要

植栽日時 2009年3月
植栽面積 327㎡
植栽数量 木本類 61種類 1,970本
草本類 10種  3,700株
 事業主体 長湫南部土地区画整理組合

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