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岐阜県 木曽三川公園長良川高水敷河岸整備工事 ~グリットシーバー~

グリットシーバーは ジオテキスタイルに野芝の根が絡んだ植生護岸材です。一般に、洪水時に水が堤防へ上がってくる場合、通常の張り芝工では出水時に流水の力によりめくれてし まいます。治水を考慮したジオテキスタイル工やブロックマット工は、流速に耐えられても、植生が回復するまで時間がかかります。しかし芝と一体化したグ リットシーバーは、流速4m/sまで対応することが可能なので、緑化をしながらブロックマットと同様に流速の出る川表側の堤防にも使用することができま す。裏面に不織布がついているため、堤防土壌の吸い出しも抑制されます。

グリットシーバー
平成21年5月23日撮影.

施工前の状況
平成21年4月17日撮影.

設置直後の状況
平成21年5月28日撮影.

生育状況(施工後3ヶ月)
平成21年9月2日撮影.

生育状況(施工後8ヶ月)
平成22年1月16日撮影.

木曽三川公園長良川高水敷河岸整備工事ではグリットシーバーを採用して頂きました。一見張り芝工に見えますが、芝がまだ根付いていない施工直後でも護岸として成立しています。現在でも良好に芝が生育しています。

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