シバロール(ノシバロール) シバで水際ラインのギリギリまで緑化したい場合などに用いられる、ノシバ付の蛇カゴ状の植生基盤です。
- 型式:BRP203、BRP303
特徴
● シバ(ノシバ)で水際ラインギリギリまで緑化したい場合などに用いられる、植物付の蛇カゴ状の植生基盤です。
● 円筒形のポリプロピレンネットにヤシ繊維が高密度で充填されており、そこにあらかじめシバ(ノシバ)が植栽・育成されています。
● 現場でのシバ(ノシバ)の植栽作業が不要で、ロールの設置とともに作業が終了します。
仕様
型式 | BRP203 | BRP303 |
直径 | φ20cm | φ30cm |
長さ | L=3.0m | L=3.0m |
重量 ※1 | 7~9kg/m (21~27kg/本) |
15~20kg/m (45~60kg/本) |
植物種 | シバ(ノシバ) |
製品寸法・規格図
シバロール(ノシバロール)とは…
ゴルフ場や芝生広場にある池やせせらぎ水路は時間の経過とともに、初期に水際まであった芝生が浸食を受け基盤の脱落及び裸地化することがあります。これを放置しておくと、上部法面基盤の崩落や人の転落につながる可能性があります。本製品は、そのような場所の浸食を修正し、早期にシバを水際まで創出し、水際から芝生地まで連続したシバの景観を創出することができます。
シバロール(ノシバロール)はヤシ繊維を充填した蛇カゴ状のロールに、あらかじめシバを植栽し圃場で育成させた製品です。
シバロール(ノシバロール)に使用されているポリエチレンネットは十分な強度を持っています。そのため、水分を含んだロールにおいても、ロール1本に4ヶ所程度フックをかけることで十分に吊り上げることが可能です。現場での取り扱いは思いのほか容易で、ロールを設置して固定するだけで作業が終了します。
備考
1) 製品の生産に要する期間は、季節にもよりますが、生育時期でおおよそ6ヶ月~程度となります。
2) シバロール(ノシバロール)には既にノシバが植栽されています。そのため、本製品の現場への設置は、製品搬入後速やかに行うことが必要です。現場で長期間仮置きする場合には、ロールが極端に乾燥したり、夏場に蒸れて植物が故損したりしないように、日陰に仮置きして頻繁に散水を行うなどの配慮が必要です。