Y S PUND CO.,LTD植樹祭＠タイ | ブログ｜エスペックミック株式会社

8月末にタイに行って来ました。目的地はバンコクに近いY S PUND CO.,LTD（㈱三五グループ）の新工場です。今回は国内でも多数お手伝いさせていただいている植樹祭のアドバイザーとして参加させて頂きました。

初めてのバンコクで驚いたのは急速な都市化でした。少し離れると広大な農村地帯が広がるのですが、バンコクを中心に人も車も経済もみんな膨らんでいる様に感じました。森について言えば、都市でも郊外でもとても少ない印象です。

植樹祭は8月31日に行われました。やり方は宮脇方式なので、現地の苗木（郷土種）を混植・密植します。マウンドの規模は大きく、W20ｍ、L170ｍ、高さ5ｍで造成されました。この地域はデルタ地帯ですので、しっかり盛られたマウンドは今後、木々の成長に大きな意味を持ちます。

植樹祭は植栽地をいくつかのエリアに区切り行いますが、当日にその各エリアの植樹方法を参加者に説明する植樹リーダーは100人で、全員現地の方々です。前日のリーダー研修は暑い日で、宮脇先生の説明も通訳を通してですが、皆さんとても真面目に話に耳を傾けていました。

当日の植樹祭参加者は2000人でこちらもほぼタイの方々です（日本人スタッフは数十人）。晴天に恵まれ、暑くなりましたが皆さん最後までやり切りました。そこに至るまでの資材の準備、人の割り振り、各種調整、さぞ大変だったかと思います。皆様お疲れ様でした。

植樹の後はうどんが振舞われました。日本からグループ会社のスタッフを増強して、本格的な手作りうどん。最高でした。

式典の最後に、日本人ボランティアによる“ふるさと”合唱がありました。最初、タイの方々はキョトンとしていましたが、手話付きでの合唱がうけて、皆が一緒に身振り手振りしながら歌っていました。タイの方々は温厚で真面目、マイペースで、そしてイベントやお祭りが好きな事がわかったタイ訪問でした。

環境創造事業部

大上圭一