2006/03/31(金)大阪府 石川河川公園 ~高水敷のチガヤ草地とセイバンモロコシ~

[2009/6/1]
190307_029.jpg
190307_030.jpg
190307_031.jpg
190307_032.jpg
190307_033.jpg
190307_034.jpg



この時期はチガヤの植栽施工を実施した現場を見に行くのが楽しみです(正直若干の不安も抱きながらですが)。
ここ石川河川公園のあすか野草園の「(仮称)チガヤの丘(勝手に名付けてしまいました)」はさてさて・・・。「おっ、きれいに穂が出ている!!」、何とも嬉しい瞬間です。堤防の法肩で怪しく微笑みながらデジカメ片手にてくてく高水敷に下りていくと、「久しぶり」と言わんばかりにチガヤは可愛い穂を不規則に吹く風と仲良く踊ってみせてくれました。
ところがです・・・

続きを読む

2006/03/01(水)大阪府 南星台傍示川ホタル保全事業

[2006/3/1]
190308_003.jpg
作業全景
190308_004.jpg
ホタル保全活動の案内看板
190308_005.jpg
職人顔負けの動きです
190308_006.jpg
ベストマンロールへの植栽中
190308_007.jpg
ヤシ繊維基盤苗 セキショウ
190308_008.jpg
何やら話し込んでます。
190308_009.jpg
1年前に実施した試験施工区
190308_010.jpg
1年前に実施した試験施工区
190308_011.jpg
お疲れ様でした!ハイ、チーズ!


交野市南星台の傍示川では地元住民の方々がホタルの保全・再生事業に取り組んでいます。現場に辿り着く5分前までは非常に交通量が多い地域なのですが、現場付近は空気も風景もガラっと変わり、異空間に飛び込んだようなそんな気分になる場所です。区長さんを始めとした地元の皆さんの「ホタルが安心して生活出来る場所を守り育てていきたい」という熱くて優しい想いがこの現場には一杯一杯詰まってます。
これまで本流部においては一時的な出水で川岸状態がなかなか安定せず水際の植生定着が困難でした。丈夫なポリプロピレン製ネットにヤシ繊維を高密度で充填したベストマンロールは、河岸を浸食から守り、同時に水際の植生基盤として高い効果を発揮します。そしてここに5pot/mの植栽密度でロールからの脱落・流亡が起き難いルートボール(ヤシ繊維を基盤にした水生植物苗)を植栽しています。現場の環境条件から植物種はセキショウ(サトイモ科・常緑)が選択されました。
試験施工を実施した区間では既にセキショウがしっかりと活着しています。少し気が早いかもしれませんが、次回は緑あふれる水際と飛び交うホタル・・・そんなご報告が出来ればと思っています。南星台の皆さん、引き続きがんばってください!!また応援行きます。



[2006年3月1日]