2017/11/06(月)MZU(えむぜっとゆー)

171106_006.jpg

座布団の再発明

「私たちは電話を再発明しました。」とは,あのスティーブ・ジョブスによる,あまりにも有名な言葉です。いやいや,別段,対抗意識を燃やしているわけではないのですが(ごごごごご....),私たちだって座布団を再発明してしまいました。しかも草生えてるし(← 相変わらず意味不明)。

MZU(えむぜっとゆー)とは何か

171106_001.jpg
多分,このブログを続けて読んでいる方は薄々お気づきかと思います。またどうしようも無い内容だろうと...。はい。もう最初から説明しますね。MZUとは Matsuoka Zabuton Unit (松岡・座布団・ユニット)の省略です。今から説明しますね。私たちだって闇雲に謎の製品を開発している訳ではありまえせん(やや怪しいけれど)。新しい製品の開発はお客様の課題を解決するためです。今回は,東京駅の八重洲グランルーフで開催された「トーキョー駅 de ナツあそび」 に原っぱステージを設置しましたが,周囲にチガヤを中心とした草地を配置しました。その植生基盤がMZUです!

開発秘話

開発課題は色々とありましたが,まずは軽量であること,そして,運搬が容易であること,さらに土壌が流れ出さないこと,などなどなどでした。

続きを読む

2017/11/01(水)浮島型カメ捕獲装置にニューカラー登場!!

s-170220_1.jpg


11月に入り、愛知県でも少しずつ紅葉がはじまりました。
秋といえば何色を浮かべますか?
赤、黄、茶色などが一般的なイメージカラーのような気がします。

先日のブログでも少しお伝えしましたが、
遅ばせながら正式に発表です。
浮島型カメ捕獲装置(かめぽちゃ)に新色が登場しました。
ニューカラーは茶色です!!かめぽちゃも秋のイメージカラーに変身!

s-写真2.jpg
s-170414_3.jpg


従来のグレー色に比べて周囲に馴染みやすく、
風景に溶け込み、設置している様子が目立ちにくくなりました。
場所に合わせてカラーを選択してみるのも良いかもしれません。

カメはこれから冬眠に入る時期です。
来年度の計画にぜひぜひご検討下さい。

【山口、三島】

2017/11/01(水)アメリカセンダングサの種子採集しました。

171101_001.jpg

先日,ふらふらと種子採集に出かけました。放棄水田を見渡すとアメリカセンダングサを見つけました。雑草発生防除の研究開発に使用できそうですね。以前は河川改修後の水際に普通に成育していまいたが,最近は見かけなくなりました。そのかわりコセンダングサを多く見かけるようになりましたね。成育環境とかちょっと違うようです。

171101_003.jpg

放棄水田周辺ではその他に,ツユクサ,オオイヌタデ,コブナグサ,ヒメジソの種子を採集しました。あ,それからカヤネズミの巣を見つけました。

171101_002.jpg

ところで,ツユクサの種子を「どうしたら一度にたくさんの種を効率よく採れるだろう...」とかとか言っているブログを見つけました。確かに種子がぽろぽろと落ちて採集が大変ですね。でも,ノンノンノン,植物体ごとむしり取ってくれば大丈夫でしょ。バケツ一杯はとれったかな(...たぶん)。

【木村保夫】

2017/10/31(火)ただ今「ツユクサ」採種中です!!

s-ツユクサ.jpg



やってきました。ツユクサの採種シーズン!
6~9月頃に藍色の花を咲かせるツユクサ。
目を惹く綺麗な花ですが、種子はあまり見たことがないと思います。
今時期、枯れかけのツユクサをよ~く見ると種がついています。

丸みのある可愛く美しい花とは対象的に、
種子はボコボコと凹みがあり歪(いびつ)で小さな砕石ような形をしています。

s-DSCF2334.jpg


どうしたら一度にたくさんの種を効率よく採れるだろう・・・
試行錯誤の連続です。
日本一のツユクサ種子採取職人を目指し日々修行中です。
ちなみに、ツユクサの精製種子は1gあたり110粒あることがわかりました

s-DSCF2329.jpg


弊社ではツユクサ以外にも様々な雑草種子を採取し、販売しております。
また「こんな種子が欲しい」等のご要望ございましたら、
お気軽に問合せ下さい。


【山口・三島】

2017/10/30(月)<長良川>ヨシ原再生における群落移植を行いました。

s-170928_1.jpg


ヨシ原を再生して自然豊な川にしていこうという
長良川ヨシ原再生工事プロジェクトに関与させていただきました。

現場近くにあるヨシ群落をそのまま移植する方法はないか?
たどり着いた結果は、植物群移植工法(表土移植・移設工法)でした。
植物群移植工法は、植物群落を土壌ごと重機で移植する工法で、
土壌中の埋土種子や微生物等の現地生物群をそのまま移植でき、
また対象植物の移植による傷みをできるだけ軽減した工法です。

s-160902_2.jpg
s-160902_3.jpg

s-160902_4.jpg
s-160902_5.jpg


中部地区では初の試みとなります。
大雨による増水、季節風などによる影響等・・・
定着するまで心配は尽きませんでした。

移植直後                     
s-161028_6.jpg


移植1年後
s-170928_7.jpg


施工1年後、見事なヨシ原再生となってました!
表層土を移植しているため、定着も生長も早いですね。
貴重種などの移植にも効果的です。

【山口・三島】