2020/06/03(水)ギンザのノハラ チカラシバマット

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東京都銀座四丁目の交差点の植栽帯にチカラシバマット(原っぱユニット)を導入して頂きました。

チカラシバマットは,日本国内で採取したチカラシバの種子から生産した張芝状のマット苗です。
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張芝と同様に設置することができますが,張芝よりも施工性に優れており,短時間で設置することが可能です。固定は張芝の場合と同様に目串で行います。
当日は作業員2名の方に床均し→マット設置→目土かげ→散水等の作業を1時間程度で実施して頂きました。
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冬場に設置した場合,翌春の5月頃になるとチカラシバは新芽を出し始め,緑が生い茂ってきます。6月頃には草丈が30cm程度まで成長していることが確認されました。
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設置直後の状況(2020年1月)
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設置5か月後の状況(2020年6月)
  • 「ギンザのノハラ」プロジェクトの概要はこちら(株式会社フォルク様HPより)
  • 「ギンザのノハラ」の成長過程はこちら(株式会社フォルク様Instagramsより)

ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。

【東建介】

2019/07/08(月)東京都 平井川

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 平井川にはカヤネズミが生息しており,河川整備工事にあたっては工事工程を含めカヤネズミの保全のために様々な工夫が行われました。堤防法面には一般的にノシバによる張芝が行われますが,平井川では張芝の代わりにチガヤマットが採用されました。

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2019/02/27(水)東京都 隅田川テラス

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千住大橋近くの隅田川テラスに設置された湿地帯です。一般にビオトープなどの水際の土留めにはベストマンロール植栽済みベストマンロールが用いられますが,水位変動などにより乾燥と湿潤を繰り返す環境では,ロールのヤシ繊維が比較的早く分解されてしまいます。そのため,今回は繊維系ネット蛇篭であるベステック・ロックロールを土留めとして用いました。

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