2003/07/10(木)千葉県 坂川

[2008/07/26]
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ソウギョ発見!
 
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未植栽区間では相変わらずギシギシなど
の荒地植物が繁茂していました.
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ヨシ植栽区間では荒地植物の侵入は
少ないようです.
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定点写真です
 
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スケッチをしているご婦人が居ました
 
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植生ロールに既存マコモを
植栽した場所です


 久々に坂川に行って参りました(5/27).整備直後に爆発的に増えたオオカナダモですが,そういえば最近かなり少なくなりました.その代わりにセキショウモが徐々に増えてきます.新しい土地が形成されると一気に増殖する外来種の増殖パターンなのかなぁとも思いました.川を除くと巨大なソウギョがのんびりと泳いでいるのが目にとまりました.あまり人見知りしない様なので,しばらく観察しているとオオカナダモをむしゃむしゃと食べてるところを見ることができました.ソウギョにも好き嫌いがあるのかもしれませんが,セキショウモよりもオオカナダモを好んで食べているようです.オオカナダモが減少した理由の一つにソウギョの存在があるのかもしれません.何かが変われば何かもかわるなど,生態系は非常に複雑なもので,どれか原因を特定することは極めて困難ですね.

[木村保夫]

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1999/07/01(木)千葉県 松戸市根木内中学校ビオトープ ~ワークショップを通して学ぶ~

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 根木内中学校ビオトープは学校付近に残された自然を重視した上で,子供達が自然の大切さを体感するための環境教育の場として,既存グランドの一部(約450㎡)において計画及び実施されました.生徒達が「ものづくり」の楽しさやビオトープへの愛着心を感じ,高めてもらう意味でワークショップ方式でビオトープをづくりが進められました。池の形状から植栽する植物種に至るまで,生徒らのアイディアや希望を基本に進められました。生徒達はワークショップを通して,自然界における植物の重要性について理解を深めたようでした。本ビオトープは水辺づくりにとどまらず,周囲には幼苗植栽を施して「森と水辺の創出」を試みました.生徒達が教科書には無い実際の「自然」に触れることで環境意識を高めていく事が期待されます.

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