2006/02/22(水)東京都 花畑川

[2006/04/21]
181122_011.jpg
ベストマンパレット設置ヶ所.
 
 
181122_012.jpg
ベストマンパレット設置ヶ所.
水際に良好な植物群落が形成された.
     
181122_013.jpg
ベストマンパレット設置ヶ所.
玉石と植生の組み合わせにより良好な
景観が形成された.


181122_014.jpg
対照ヶ所.
 
 
 
181122_015.jpg
対照ヶ所.
植生の定着は無く,表土の流出が
著しい.
     
181122_016.jpg
対照ヶ所.
表土が流出したままであるため,
玉石が目立つやや荒廃した景観が
維持されている


 施工後およそ1ヶ月後に状況確認のため現場を訪れた.導入した植物は在来種で,日本各地に普通に生育する種類の植物であるアゼスゲとカサスゲとした.写真上段はベストマンパレット設置ヶ所で,下段は対象ヶ所である.ベストマンパレット(植栽済み植生パレット BP800)から成長した植物は良好に成長していることが確認された.設置から僅か1ヶ月後ということで,まだ植物が群落を形成していないため,遠目にはその違いはあまりよく分からない.しかし,写真から明らかなように,ベストマンパレットを設置した箇所では,良好な水辺の景観が形成されつつあることが分かる.一方,対照ヶ所においても一部で植物の定着が認められているが,タガラシ等一部の湿生植物を除き,そのほとんどが陸上植物であった.また,外来種であるネズミムギの生育が卓越していた.不思議なことであるが,外来種による植生が荒廃した景観を形成するのに対し,在来種の水生湿生植物による水際の景観はどこか”ほっとする”ものがある.都市河川において外来種を排除することは技術的,物理的に極めて困難であるが,できるかぎり在来種が優占する川づくりを実践していきたい.

[木村保夫]

続きを読む

OK キャンセル 確認 その他