2019/02/27(水)東京都 隅田川テラス

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千住大橋近くの隅田川テラスに設置された湿地帯です。一般にビオトープなどの水際の土留めにはベストマンロール植栽済みベストマンロールが用いられますが,水位変動などにより乾燥と湿潤を繰り返す環境では,ロールのヤシ繊維が比較的早く分解されてしまいます。そのため,今回は繊維系ネット蛇篭であるベステック・ロックロールを土留めとして用いました。

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2018/11/02(金)千葉県 豊岡幹線排水路 ベステック・ロックロール設置による生物多様性の確保

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コンクリート三面張水路にベステック・ロックロールが設置されました。


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 圃場整備工事において,これまでの土水路はコンクリート三面張の水路となりました。排水路なので水田の高さから深く掘り込まれています。コンクリート三面張水路は,水域に植物が生えにくいため,維持管理に優れますが,生物多様性を考えた場合,課題も多くあります。そうした中,生物の生息空間を確保するために,排水口近くにベステック・ロックロールが設置されました。排水口から流下した生き物が下流に流されてしまわないように配慮されています。こうした場所を複数設けることで,生物が生息できる環境としています。ベステック・ロックロールは2007年8月に設置されました。

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2011/04/20(水)埼玉県 越戸川 ~川がつくる川の形~

 改修前の越戸川は切梁式矢板護岸でしたが,埼玉県の水辺再生100プランの下,平成23年4月現在その再整備が進められています。越戸川では和光自然環境を守る会の方々が,毎年ジャブジャブ魚採り大会を行っており,お話を伺っているなかで,魚採りができる川をつくりたいとのことでした。私たちは河川の植生復元をその事業の一つにしていますが,この要望を実現するために,私たちの出来る範囲において,様々な検討を行いました。とにかく,川に入って遊ぶのに楽しい川にするためには,蛇行した流路に単調とならない水際の形状が求められました。

しかし,地元の方やコンサルタントの方から話を伺うと,越戸川はそれほど土砂供給がある河川ではないとのことでした。ですから,施工後に川が従来の流路に戻るにはかなり時間がかかることが予想されます。そこで,流路の蛇行形状は施工前のそれに基づいたものにしてあります。一方,水際についてはそれなりに護岸が必要であるとのことでしたが,可能な範囲で川がつくった川となるように,強度を保ちつつ,柔軟に形状が変形するネット蛇篭(ベステック・ロックロール)が用いられています。そして,その上に,ヨシ,ヒメガマ,フトイなどの植生パレット(ベストマンパレット)が設置され。初期の表土の流出を防止するとともに,速やかな植物群落を創出することが出来るようにしました。ここで使用された植生の一部については,和光自然環境を守る会の方々と一緒に採集したものを,圃場に持ち帰って植生パレットに仕立てたものとなっています。採集は5月に行い,翌年の3月に無事出荷しました。施工はまだ続いていますが,浸食や堆積などの河川の動きと植物の成長によってどのような川が形成されるのか,興味深く観察していきたいと思います。

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施工前の状況.
平成19年11月17日撮影.
 
 
 
 
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施工状況.
平成23年3月31日撮影.
 
 
 
 
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施工状況.
平成23年3月31日撮影.
水際にネット蛇篭(ベステック・ロック
ロール)を設置し,植生パレット(ベス
トマンパレット)で抽水植物を導入して
います.
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水際部にはネット蛇篭(ベステック・
ロックロール)が使用されています.

鉄線蛇篭と異なり,地形に柔軟に対応し,
且つ,錆びることがないため,川遊びに
おいて危険が少ない構造となっています.
平成23年2月21日撮影.
 
 
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ネット蛇篭(ベステック・ロック
ロール)の設置状況.

鉄線蛇篭と異なり,あらかじめ石が充填
されているため極めて短時間で設置する
事ができます.また,柔軟であるため,
微妙な水際の形状を形づくることが可能
で,且つ,設置後にも地形に合わせて形
状が変わります.
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現地の植物の採集状況.
 

平成20年5月6日撮影.
 
 
 
 
 


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現地の植物を植生パレットに
植栽している状況.

平成20年5月7日撮影.
 
 
 
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現地の植物の育成状況.
 

施肥を行っています.
平成20年6月3日撮影.
 
 
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現地で採集したヒメガマで生産した
植生パレット(ベストマンパレット)

十分に根茎が発達した状況.
 
 
 
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植生パレット(ベストマンパレット)
の設置状況.
専用のくさび型止杭で固定する.


[木村保夫(問合先)tel: 03-5643-0305,e-mail: y-kimura@especmic.co.jp]

[2011年4月20日]

2011/03/25(金)兵庫県 加古川水系東条川親水公園 やすらぎの景観づくり事業 ~多自然川づくり 出水に耐えたツルヨシ群落~

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東条川は兵庫県篠山市の黒石ダム三田市の大川瀬ダムを経て加東市、小野市内を抜けて加古川に合流する一級河川で、地元の方々には「母なる川」として親しま れる川です。しかしながら台風や集中豪雨による氾濫で度々沿川の家屋が甚大な浸水被害を受けてきた歴史もある川で、「水に親しむと共に、地域の防災への意 識を高める公園づくり」を掲げて当親水公園整備事業は進められました。

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2010/02/08(月)滋賀県 琵琶湖(木浜内湖)環境整備事業 ~既存コンクリート護岸部におけるヨシ群落の創出~

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「自然と人との共生」を掲げて全国で初めて生態系の保全を積極的に定めた条例、「ヨシ群落保全条例(※滋賀県琵琶湖のヨシ群落の保全に関する条例)」を施 行した事で知られる滋賀県。同県守山市に位置する木浜内湖(このはまないこ)は琵琶湖周辺に残る23内湖の内の一つで、1900年代半ばから急速に進んだ 干拓事業により水際のほとんどはコンクリート護岸となっています。このコンクリート護岸部に再び昔の豊かな水辺生態系を取り戻すべく、平成20年から「木 浜内湖環境整備事業」としてヨシを始めとした水際の植生回復プロジェクトが進行しています。

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