2024/03/23(土)【新製品】野草の種入り張芝

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「東さん(私)、自然風な草地をつくる方法って何かないですかね?日本の在来種で。面積が広いので可能であれば非常に高くなりすぎないもの、、、」といったお問合せを近頃いただくことが増えてきました。何か良い方法はないだろうか。
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張芝(ノシバ)の中に野草が生育
そこで早速考えてみて、、、できました!「野草の種入り張芝」です。(←もっと良い製品名を募集中!)「野草の種入り張芝」は芝生をつくる場合に使用されるような張芝(ノシバ)に、あらかじめ日本国内で採取した国内産在来種の種子を配合しています。張芝(ノシバ)が基盤になっているので、現場に納品後は、一般的な張芝と同様に施工すればOKです。国内産在来種の種子の発芽時期(5月以降)になると、張芝(ノシバ)の中から少しずつ発芽して成長します。



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施工直後(冬)
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施工後(夏)


私の会社がある東京都内でも公園の再整備や建築外構における在来種緑化が増えてきました。自然風な草地の創出を検討されている方は是非、弊社までお問合せください

【東京オフィス 東建介】
【電話】03-5643-0305
【メール】k-azuma@especmic.co.jp

2021/09/22(水)マンション外構を国内産在来種で緑化しました

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埼玉県和光市の某マンションの外構に在来種で緑化マットを導入して頂きました。

在来種で緑化マットは、日本国内で採取あるいは生産した在来種の種子を用いた切土法面用の植生マットです。国内産のメヒシバ、カゼクサ、チカラシバの在来種の種子が配合されています。本現場では、ワラシバタイプ(生分解性)をご利用頂きました。基盤は生分解性のため、徐々に分解し自然にかえります。
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マットの設置方法は容易で、1)法面の雑草や石等の除去と整地、2)在来種で緑化マットの敷設、3)止杭とアンカーピンの打ち込み で作業が完了します。
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また緑化後の状況を報告したいと思います。
ご興味のある方は是非お問い合せ下さい。

【2021年9月22日 東建介】




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 その後、現場状況を確認してきました。およそ1年後の2022年8月下旬の状況です。多年草であるカゼクサやチカラシバが繁茂し、十分に法面が緑化されている状況が確認されました。マンション外構の緑化としては、一般的な園芸種等によって緑化されることが多いですが、本現場のように自然な草地をつくりたい場合、今回の在来種で緑化マットを利用した緑化方法も良いかもしれませんね。

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施工後およそ1年の状況
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多年草は株状に大きく成長して行く


 在来種で緑化マットやシートなどの国内産在来種種子を用いた緑化実績が増えてきていますので、ご興味のある方は是非弊社までお問合せください

【2022年8月30日 東建介】
【電話】03-5643-0305
【メール】k-azuma@especmic.co.jp

2018/10/05(金)チガヤマットを使ってチガヤの草地を作りました!

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「翌年の春に,チガヤの穂が風にたなびく風景を見たい」とのご要望を頂きました。
チガヤは毎年春ごろになると,ふわふわとしたプラチナ色の穂を一斉につけます。
そこで簡単にチガヤの草地を作ることができる「チガヤマット」をご利用頂きました。

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2018/03/07(水)ただ今「転落防止柵」設置中です!

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愛知県豊田市内の池に安全確保のため、転落防止用の柵を設置しました。
多くの人が利用することが予想されるため、危険防止のための転落防止柵です。

一方、設置する柵においては、池や周辺の景観を損なわないように配慮が必要となります。
色合い、風合い、手触り、素材、基礎の構造、施工性の良さなど様々の視点から材料を選択する必要があります。

今回はプラスチック擬木です。

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見た目は本物の木のようです。
この製品はプラスチックを再生した素材で、資源循環を考慮した製品です。
また、耐久性にも優れ、コンクリート擬木と比較して軽量で施工性が良いことが特徴です。

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弊社では、「在来種で緑化」をテーマに植生の回復事業を行なっています。
また、周辺環境への配慮や自然へのダメージが少ない材料工法を取り揃えています。

自然環境や景観を損なわない資材や施工もお任せ下さい。

【山口・三島】

2018/01/12(金)ルートボール・ギガ(ススキ)をご利用頂きました。

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ルートボール・ギガはφ40cmのススキの苗です。ちょっと(かなり)重量があり現場での取り扱いがとても大変でしたので在庫限りとなっておりました。でも,植栽すると大株のススキはとても存在感があります。今回,在庫限りのルートボール・ギガを建築外構の緑化にご利用いただきました。ありがとうございました!冬期の植栽でしたので地上部は枯れていましたが,景観的な観点から敢えて枯れた地上部を残した状態となっています。良い感じですね。

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ルートボール・ギガの後継製品としてルートボール・メガ(φ27cm)がラインナップされています。ルートボール・ギガが重すぎた反省点から,ルートボール・メガは培養土にヤシ繊維を使うなどかなり軽量なものとなっております。お勧めです。

【木村保夫】