[2007/10/27]　育樹祭

繁茂したヨウシュヤマゴボウ	育樹祭	除草完了

植樹から1年と3ヶ月が経過しました．植栽した苗は葉色もよく，順調に生育しています．その傍らで，ヨウシュヤマゴボウ，ベニバナボロギク，コセンダングサといった雑草も次第に目立つようになり，部分的に植栽樹木に覆いかぶさるような場所も見られるようになりました．
この日は朝からの雨にもかかわらず，JA兵庫西の皆様，JA共済連兵庫の皆様，地元自治会の皆様他120名あまりの方が育樹祭に参加され，除草作業を実施しました．人の力はすごいもので，当初は2時間はかかるとされていた育樹祭がものの1時間でほとんどの草や潅木が駆り払われ，植栽木が姿を現しました．植栽した苗木は人の胸の高さから背丈を越えるくらいにまで成長していました．このページ下の植栽当時の写真と比べると，着実に森が復元しつつあるなとうれしく思えた一日でした．[吉野]

[2007/5/2]　植栽後もうすぐで1年になります

植栽地の様子	緑が濃いくなってきました	苗は80cm程度にまで成長しています

タブノキの新芽	アラカシの新芽	ウラジロガシの新芽
ツクバネガシの新芽	スダジイの新芽	シロダモの新芽

4ヶ月ぶりに姫路の植栽地に足を運びました．写真ではあらわしにくいのですが，遠めに緑が濃いくなったな，成長したなという感じを受けました．アラカシは80cmを超える高さに成長していました．良質な森林土壌の残されていた場所だけに樹木の成長が一層よいのでしょう．植栽地の中を歩いてみるとちょうど新しい枝葉が伸び始めているところでした．今回は新芽・新葉の特集です．タブノキの新葉は赤く，ウラジロガシは淡い紫色をしています．シロダモの銀色の新葉も目立ちます．若葉の季節は夏場よりも樹木が少し違って見えてくるのではないでしょうか．[吉野]

[2006/12/31]　植栽後5ヶ月が経過しました．

植栽地の様子	敷き藁から生えたイネ	植栽後5ヶ月で40cm伸びた枝（タブノキ）

7月8日の植樹祭から5ヶ月が経過しました．夏の猛暑で木々が弱っていないか心配しながら，植栽地に足を運びました．青々と茂る葉を見て一安心．驚きだったのは，敷き藁に使った稲ワラから稲穂がでていました．すでに冬枯れ状態でしたが，刈り取られてなお根づく植物の生命力とはすさまじいものですね．植えられた苗をよく観察すると少し色の明るい枝葉が伸びていることに気付きました．7月に植栽した後に伸びてきた枝なのでしょう．長さを測ると40cmも伸びていました．暑い夏を乗り越え，根が入り始めた証拠といえます．これからの成長が楽しみです．[吉野]

[2006/7/8]　植樹祭当日

苗木の展示	開会式	急斜面に植樹

急な斜面での植樹祭なので，天気が何より心配でした｡植樹祭の当日は雨の天気予報にもかかわらず，薄日がさし，350人以上の参加者の皆様のお力で植樹・ワラ敷き・ワラを止める縄がけまで無事に終了しました。植樹を終えた後は，「感謝」の一言に尽きた現場でした｡[吉野]

[2006/7/3-7/10]　施工前～植樹祭終了　

「JA共済ふるさとの森づくり」は第3回目を迎えました。今回は、兵庫県姫路市にある山の斜面です。数年前の台風でヒノキが倒れた風倒木被害地で，傾斜が25度を超える急な斜面に倒木の根が横たわる状態でした｡工事では倒木や枯れた枝葉や不安定な倒木根を整理し，表れてきた地表面を植栽基盤として整備しました｡急な斜面での施工，植樹祭でしたが安全，無事に終了することが出来ました｡後は苗が無事育ってくれることを期待しています｡[吉野]