こちらは名古屋市熱田区という市街地にある三五コーポレーション株式会社の施設です。工場機能の移転を機に大規模改修が行われ、創業の地を森で囲い、湿地や草地を創出する事になりました。
植物はそのほとんどが従業員と家族、地域の小学生、関係者によって植樹されたもので、延べ18,000本の潜在自然植生の苗木を使用。
2006年の植樹から3年目には森の形が出来上がり、その後も成長を続けています。
木々が隣地の工場やコンクリート壁面を順調に遮蔽し、周囲都市環境から独立した命あふれる空間が創出されました。
2010年には社長の意向により水田が整備され、“都会のオアシス・都会のふるさと”としてさらなる進展を継続しています。

[大上圭一　（問合先）e-mail:　k-0hue@especmic.co.jp]

[2016/2/23]

株式会社三五のの森づくり活動が愛知環境賞の優秀賞を受賞しました。
「森づくり　環境づくり　人づくり」を念頭とした、自然環境創出の活動と環境保全に対する意識啓発の意義が評価されたました。

［大上］

[2015/10/14]

株式会社三五の森づくり活動が緑の都市賞の緑の事業活動部門にて都市緑化機構会長賞を受賞しました。
敷地周辺の緑との繋がりを意識し、都心の土地に、自然豊かな緑の環境を再生するというこれまでの取り組みが評価されました。

［大上］

[2015/5/14]

8年半、経過です。南側通路（左写真）はすっかり森のトンネルと化しました。
奥に見えていた大型ショッピングセンターも隠れる位です。

ビオトープはヤナギ類が育ち、落ち着いた雰囲気になってきました。
カルガモのつがいが毎年ここで営巣する様になりました。

[大上]

[2014/7/1]

8年弱、経過です。何十年も前からある緑地の様な、堂々たる雰囲気になってきました。
周囲のヒートアイランド環境と比べ、森の周囲は涼しく快適です。

林内の様子を見てみましょう。落ち葉が体積し、森林土壌が育ちつつあります。
このスポンジ状の土壌が夏場でも水分を保持します。
森が涼しいのは木々の蒸散だけでなく、土中の保水も一役買っているのでしょう。

[大上]

[2011/10/7]

5年経過です。樹高は5ｍを超えるものも出ています。
様々な昆虫、野鳥類の訪問があります。鳥が種を運び、新たな樹種が増える事も面白さの一つです。

[大上]

[2009/5/19]

2年半経過です。葉が茂り、樹冠が形成されてきました。
この位に木が育つと、除草手間も随分減ってきます。（喜！）

水生植物が育ち、ビオトープも雰囲気が出て来ました。

[大上]

[2008/10/17]

2年経過しました。植えた時に50㎝程度だった苗木は、2ｍ程に成長しています。

ビオトープづくりも完了しました。
各種湿生植物や沈水植物、小動物（ヘイケボタル幼生や貝類、小魚類やヌマエビ等を放ちます。
減り行く熱田の湿地環境の存続に、この場が役立つ事を願います

[大上]

[2006/11/14]

植樹完了の風景です。同時に、これが森のスタートです。

[三島・大上]

[2006/11/11]

植樹祭当日
この日集まったのは、㈱三五様の従業員とその家族、近隣住民や小学生、取引先企業様など、1,000人。
植える苗木は62種類、10,000本です。
天候は雨模様。でもみなさん植え始めたら真剣に、むしろ楽しんでやられていました。
土山がほんの1時間で苗木と稲ワラに覆われていく風景はダイナミックです。

[三島・大上]

[2006/11/10]

植樹祭準備完了
「え？木を植えて森を造るのはいいけど、この土盛りは何？」
訪問して頂いた皆様、こういうツッコミが欲しいです。
私共は土づくりにかなりのエネルギーを投入します。
”大きく木を育てる”為には、地下に深く、広く根を張らせる必要がある。
正に「人間の健康が足腰である様に、植物は根で勝負する」、であります。

[三島・大上]

[2006/4/17]

写真は株式会社三五様・創業の土地です。
工場機能を移転し、更地になった状態です。
この地は新たに研修・開発・展示機能を持つ、緑豊かな環境への整備が始まります。

[三島]