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岐阜県 各務原市立 桜丘中学校

各務原市の「学校ふるさと命の森整備事業」として校庭の北側と西側に森づくりが行われました。
植栽地のすぐ外には県道93号線という幹線道路が通っています。
自動車による騒音・振動を緩和し、排気ガスの影響を抑えてくれる環境保全林としての機能を発揮することが期待されます。
幅5mというボリュームのある植栽帯です。
林帯幅が豊かにあるということは発現される効果も大きくなると言うことです。
どんな恵みをもたらしてくれるのか楽しみな森です。

 

[吉野知明 (問合先)e-mail: t-yoshino@especmic.co.jp

モニタリング

[2009/5/28]

 

植樹から3年が経過しようとしている森を見に行きました。
小さかった苗木は高さ3mを越えて、防球ネットを隠すまでになりました。
植樹の記念看板まわりがすっかり木に囲まれて看板が小さくなったように見えます。
良好な木々の成長に安堵しました。

ただ、植栽地に侵入しては森に深刻なダメージを与えてきた”クズ”が侵入しています。
苗木に覆い被さり、日射を遮蔽してしまいます。
根際を見つけて引き抜くことで上部を枯死させることができます。
早急な対策をお願いしました。

[高野]


[2006/8/1]

 

1年あまりで見違えるほど苗木が大きく育っています。
草取りをこまめにおこなっていただいているおかげです。
森づくりは植樹からスタート。
そして、草取りが正念場です。
その先に森の恵みの享受が待っています。
引き続き、森を守り、育てる暖かな眼差しをお願いします。

[吉野]


[2005/7/8]

中学校のグラウンドの西側に造成された幅5mの大きな植栽マウンド。
ここに森ができれば、北西の季節風を少し抑えることができるな、道路を挟んで川が流れており,小さいながらも生き物の生息空間ができるなと、植樹に携わるものとしてはそのような機能面に目が行きます。

今回の主役は、中学生。
中学生の時期といえば、仲間や異性の目が気になってくる多感な時期です。
木を植える意義や森の機能について学ぶよりも気恥ずかしさが勝った子もいたようです。
それでも、普段の授業と違う、”自分の手を動かして木を植えた”という体験はきっと思い出に残ったことでしょう。

この体験をより深め、意義あるものにするためには、きっと、社会や大人たちの継続的な働きかけが重要になるのでしょう。
その意味では、本当の植樹の学習は植えてからが本番なのだと感じます。

[吉野]

Google ストリートビューで観る今の姿

概要

植栽日時 2005年7月4日
植栽面積 330㎡
植栽数量 60種類 1,608本
 事業主体 各務原市立桜丘中学校

 

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