ワラメヒシバ ワラシバに在来種のメヒシバを定着させた製品です
特徴
●発芽率の高い、一年生草本のメヒシバを使った緑化資材です。
●現地でメヒシバ種子を採取することで、地域性に対応した製品をご提供できます。※1、※2
●メヒシバは日本の在来種ですので、在来種を使った早期緑化が可能となります。
※1 ご指定の地域で十分量の種子を確保することができない場合があります。あらかじめ採取した種子をお送りいただくことにより確実に地域に対応することが可能になります。
※2 それぞれの産地の植物は、種子の稔性や発芽率あるいは生育特性が異なります。そのため、必ずしも均一な品質の製品ができるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。
仕様
商品名 | ワラメヒシバ |
サイズ | 幅1m×長20m |
1袋入数 | 20㎡ |
備考 | 止め串付 |
製品寸法・規格図
ワラメヒシバによる緑化
これまで法面の早期緑化にはトールフェスク(オニウシノケグサ)やケンタッキーブルーグラス(ナガハグサ)など,発芽率が高く初期成長が早い外来種が使用されてきました.
しかし今日では,外来生物法や生物多様性国家戦略に基づき,在来種の種子を用いることが推奨されています.
ところが,国内における在来種の種子供給は極めて乏しく,どうしても,大量に確保できる安価な外来種や外国産の在来種と同じ植物種の種子が流通したりしています.完全に国内産となると,人件費や流通によりコストがかかり,商業ベースにのせる事がなかなか難しい状況です.こうした状況に対して,現地の表土を保存して使用する方法もあり,そこに含まれている在来種を活用できる点ではかなり有効な方法といえるでしょう.しかし,現地の表土が既に多くの外来種によって占められていた場合にはこの方法を適用することは困難になります.
こうした状況を背景に,私たちはメヒシバを用いた種子シートの開発を行ってきました.種子はエスペックミックのスタッフが採集しているため,日本国内産となっております.