合成樹脂基盤ベストマンパレット 合成樹脂基盤に植物が植栽されたマット状の水生植物苗です。
- 型式:BPS-1000
特徴
● 合成樹脂(ポリエステル)基盤に水生植物を植え付けて育成させた製品です。
● 河岸、湖岸、遊水地等の岸辺で水生植物群落を復元・創出する際に使用できます。
● あらかじめ育成された植物、高い耐流速性と自然に分解しない安定した基盤により、三面張りの水路や都市河川など、
これまで緑化が困難であった環境に水生植物群落を創出できます。
仕様
型式 | BPS-1000 |
寸法 | W1,000mm × L1,000mm × T30mm ※ サイズは用途に応じて対応することができます。 |
重量(参考) | 植栽されている植物の種類と生育状況により異なりますが、 水を切った状態でおおよそ15~20kgです。 |
材質 | ポリエステル |
備考 | 使用されている基盤は、流水条件においても土壌の流出を効果的に抑制します。 |
製品寸法・規格図
安定した植生基盤としての合成樹脂
水生植物の植栽にあたってはヤシ繊維基盤が多く使われてきました。しかし、ヤシ繊維基盤は時間の経過をともに分解されるため、基盤の分解とともに成立していた植物が流出することがありました。合成樹脂基盤により、長期間にわたって植物群落を安定的に維持できるようになりました。 | ![]() |
あらかじめ植物が植栽されています
合成樹脂基盤ベストマンパレットにはあらかじめ植物が植栽、育成されており、設置時には植物と基盤とが一体となっています。そのため、厳しい環境条件においても効果的に植物を定着させることができます。 | ![]() |
様々な固定が可能です
ヤシ繊維を基盤としたベストマンパレットでは、植物が定着するまでの一時的な固定のために、くさび形止杭が使用されていました。しかし、合成樹脂基盤ベストマンパレットは基盤が分解しませんので、従来の杭による固定の他、ケーブルバインダーなどで基盤を強固に固定することができます。 | ![]() |
ポーラスブロックとの組合せも可能です
ポーラスコンクリートへの植物の導入はかなり困難でしたが、合成樹脂基盤ベストマンパレットを用いることでポーラスコンクリートにも植物を定着させることができます。植物の根はポーラスコンクリートの隙間を伸びることができます。 | ![]() |