オギマット 薄層のヤシ繊維基盤にオギを植えつけ育成させた、張芝状の緑化資材です。
- 型式:MSM-1100 、MSM-2000
特徴
●薄層のヤシ繊維基盤にオギを植えつけ育成させた、張芝状の緑化資材です。
●大きさは1枚当り1.1㎡あるいは2.0㎡と取り扱いやすく、スピーディーに現場に設置することが可能です。
●広い面積を充実したオギマットで覆うことで、水際や法面を保護し、河岸や湖岸を浸食から守ることが可能です。
●オギマットに使用される植物は地域在来の種子から生産・製品化するシステムをとっています。そのため、より風土になじんだ景観を形成することができます。※1
●オギマットは種子から生産しているため、地上部と地下部とのバランスがとれており、導入後は良好な活着を実現します。
●植栽当初から良好に生育することで、その他の雑草や外来植物(セイタカアワダチソウ、アメリカセンダングサなど)の侵入を抑制します。
※1 植物の生育は育成期間やその年の気候条件によって異なります。また、それぞれの地域の植物によっても生育に違いが生じます。そのため、植生の生育の程度には、ある程度ばらつきが生じます。あらかじめご了承下さい。
仕様
名称 | MSM-1100 | MSM-2000 |
サイズ | W1.0m×L1.1m(±10cm) | W1.0m×L2.0m(±10cm) |
面積 | 約1.1㎡ | 約2.0㎡ |
基盤材料 | ヤシ繊維 + ポリプロピレンネット | |
使用条件 | 張芝に準じます |
製品寸法・規格図
オギマットの施工時の固定に関して
オギマットの固定は、通常、目串や固定ピンによって行います。 敷設したオギマットに、13本/枚(MSM1100の場合)または、23本/枚(MSM2000の場合)の目串もしくは、固定ピンを下図のように打ち込みます(下図:固定ピン打ち込み位置図)※1。
最終的な固定はオギが土中に根を張ることによって完成します。ヤシ繊維の基盤は徐々に分解され、最終的には土に還ります。その時点で植栽されたオギが十分に根を張り、オギ群落として機能します。
※1 現場によっては下図の固定が困難な場合があります。その場合は、現場に応じた固定を用いることになります。