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ベステック・プラントリベットメント 植物の植栽を可能にしたタイプのチャンバーリベットメントです

製品写真

  • 型式:VDW-4000、VDW-2000、VDW-1200  NETIS登録番号:CB-010051

特徴

仕様

型式 VDW-4000 VDW-2000 VDW-1200
サイズ L4.0m×W2.0m L2.0m×W2.0m L2.0m×W1.2m
厚さ ※1 20~25cm 20~25cm 20~25cm
隔壁数 5 5 3
重量 ※2 2.64t/基 1.32t/基 0.79t/基
植物種 ※3 ヨシ、ツルヨシ等。植栽植物に関してはご相談下さい。

※1 土壌の充填状況により厚さは異なります。
※2 重量は充填材料によって異なります。充填材料は割栗石、玉石、コンクリート再生骨材などがあります。
※3 植物の種類は設置する環境条件により、最適な種類を選択する必要があります。

製品寸法・規格図

製品寸法規格図

プラントリベットメントへの植物の導入方法

プラントリベットメント(植物付ネットフトンカゴ)への植物の導入は次の3つの方法があります。

① あらかじめ植物を植栽し、一定期間育成させる方法
② 専用の植物ユニットをリベットメントの中に設置する方法
③ 現場で植物ユニットを設置する方法(ベストマンパレットを使用します)

最も効果的な方法は、①の場合です。植物が既にリベットメントの中に根茎を伸長させ、根茎は速やかにリベットメントを貫通して基盤に活着することができます。基盤に達した植物の根茎はリベットメントの滑動抵抗を増大させ護岸の強度メンバーとして機能することが調査から明らかになっています。一般的な方法は②か③の場合です。あらかじめ植物ユニットをリベットメントの中に設置する方法は現場での植栽手間を不要にし、高い施工性を確保します。しかし、植物が休眠している冬季に限定された方法で す。植物の生育期に施工を行う場合は、③の植物ユニットを現場で設置する方法が適しています。この場合、導入した植物が乾燥しない様に植物が完全に定着するまで散水などが必要になります。

プラントリベットメント設置例

都市河川におけるVDW-2000の設置事例(千葉県真間川)をご紹介します。水深の深いコンクリート護岸の都市河川で、植物の生育基盤がなく、さらに感潮域で水位が大きく変動するため、これまで水生植物群落の創出は非常に困難でした。プラントリベットメント(植物付ネットフトンカゴ)の設置により、良好な水生植物群落を創出することができました※1。

河川感潮域の護岸に設置した事例(東京都荒川 小松川地区自然地再生事業)をご紹介します。水位の変動と船走波によち河岸が侵食されてしまうと、水域と陸域とに段差が生じ、水域から陸域にかけて水生植物群落が形成しにくい状況になります。こうした侵食を受ける箇所にプラントリベットメント(植物付ネットフトンカゴ)を設置することで、良好な水生植物群落を創出することができました。この現場では施工現場においてプラントリベットメント(植物付ネットフトンカゴ)を製作し、現地発生のコンクリート再生骨材や現地発生土を使用しました。植物は種子を現場で採取し、その種子から育成させた植物ユニットを使用しました。

※1 この場合、プラントリベットメント(植物付ネットフトンカゴ)は安定した植物の生育基盤として機能しており、プラントリベットメント(植物付ネットフトンカゴ)の設置のみで群落を創出することを保障するものではありません。これまで植物が生育できなかった環境については適切な製品の選択とともに、十分な事前調査が大切です。エスペックミック株式会社ではこうした事前調査から群落創出のための材料の提供まで総合的にソリューションを提供しております。お気軽にお問い合わせください。

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