第41回根研究学会(名古屋大学)に参加してきました
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2014年9月8日
本学会は植物体の器官である根を切り口にした学会で、
根の構造変化、土壌、農業、環境保全などの研究発表が多いようです。
今回、名古屋大学の山内さん(中園研究室所属)からご縁をいただきました。
当社に、研究に利用されるヨシとツルヨシの種子の依頼をいただいたのです。
毎年、木曽川で種子採取していることもあり、ご提供することが出来たことを嬉しく感じております。
丁度、タイミング良く、本学会が名古屋大学で開催されることをお知らせいただき、
学会に参加させていただいたのですが、日頃、植物に触れる機会は多く、
製品を作る上で根系を観察する機会も多いのですが、あらためて「根」を考える機会をいただきました。
山内さんの研究は「ヨシとツルヨシにおける過湿環境への形態的応答の種間差 」という内容です。
研究の要約をご提供いただきましたのでご参照ください。
ヨシにしても、ツルヨシにしても、圃場で、また、フィールドで良く目にしていますが、根の断面を見たのは初めてでした。
根の細胞の構造的な美しさにうっとり。
ヨシとツルヨシがそれぞれの生育環境に適応している一面を根の視点で拝見することができました。
一方では、昔、顕微鏡や解剖顕微鏡を良く見ていたことを懐かしく感じる一時でもありました。
今後の山内さんの研究に注目です。
(2014.9.7 山口 勉)