現場便り at 東京駅日本橋口
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2011年1月13日
みなさんおはようございます．
ちょっとした待ち時間，喫茶店でこの原稿を書いてます．
これから維持管理作業を行います．
これから東京駅日本橋口前にある在来種を植栽した植え込み（在来植物を用いた都市緑化試験）の維持管理に行きます．この植え込みは東京農業大学ランドスケープエコロジー研究室の根本正之先生を中心にした，都市緑化を日本の在来種で行うというプロジェクトです．
都市の緑化といえばハボタン，パンジー，ヘデラが主流ですが，ここではススキ，チガヤ，ワレモコウ，オオジシバリ，ヘビイチゴ，オヘビイチゴ，カキドオシ，オミナエシ，フキ，など様々な種類の植物が植栽されています．1年に2回ほどの刈り取りで維持管理を行うこととしています．
“都市に季節の移り変わりを”風になびく在来植生の草地は，都市とは思えない，なんとも不思議な空間が創出されました．小さい植え込みですが，その効果は十分にある．まずはそういう成果を得ることができた1年目でした．
夏の風景．
東京とは思えない不思議な空間が創出された．
秋の風景．
東京農業大学の根本先生らの作業風景．
[木村保夫 e-mail:y-kimura@especmic.co.jp] （2011/01/08）
カテゴリ：在来種による緑化
