<圃場コラム>蜂の巣
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2014年9月29日

育苗圃場担当のぐちです。

先日苗木に水をあげていたら、ウラジロガシの苗木に直径10cmぐらい の大きい蜂の巣がくっついているのを発見！

写真撮ってから撤去しようと次の日に意気揚揚とカメラ持って圃場に乗り込んだら、すでに圃場の作業員さんに撤去されていました…

そらそうか・・・ハチの巣だもんな…

 

ところがハチもそんなに生易しくありません。

今日みたら同じところに蜂の巣ふたたび！

なんでここがそんなに好きなんだろ。別のところで営巣すれば見つからずに済んだのに

復活したハチの巣

ばっちり写真とってやりました。

フタモンアシナガバチでした。

あまり攻撃的でないようで巣に近づいても怒られません。

じっくり観察。

よく見ると2種類。触覚の先端がカールしていて顔が黄色のタイプと、前者にくらべて触覚が長くなく、顔が黒っぽいタイプ。

ハチでも蛾でもそうですが、オスのほうが触覚の作りが、発達する種類がいます。

なのでこの場合は、前者の触覚先端がカールしているほうがオスです。

およそ半分が触覚カールでした。

なんでこんなにオスが多いのだろう？

繁殖のためにあつまっているのかな？

よくわかりませんがじっくり観察したので、ふたたび巣を撤去

撤去後のハチたち

撤去後もみんなで集まっていました。

また作るのかな？

しかしスマートでかっこいいデザインだ。

色合いがたまらん。

 

［野口］

カテゴリ：コラム