ホーム ブログ 時間と成果の方程式

時間と成果の方程式
Notice: Use of undefined constant Y年n月j日 - assumed 'Y年n月j日' in /usr/home/aa133xbzhi/html/wp-content/themes/weblog/loop-single.php on line 22
2011年2月1日

 最近難しい仕事が増えたような気がする.そりゃ難しい仕事だから時間がかかる.いやいや,そうじゃないんだなぁこれが.難しかろうが難しくなかろうが,永遠の時間を与えてくれる顧客など居るわけがない.ここで一つの方程式が出てくる.
顧客の期待=成果/時間
 即ち単位時間あたりの成果が顧客の期待ということだ.もちろん,これは私が適当に考えたものだから正しいかどうかわからない.しかし,確実に言えることはどんなに良い成果を上げても,かかった時間が長くなればなるほど,顧客の期待は小さく萎んでいくというものだ.一方,短時間で仕上げても,大したことのない成果であれば,結果は同じ.そりゃ,こういう枠から外れたところで勝負出来る人もいるのも事実.ただ,そういう人は生み出す成果がとんでもなく大きいということなのだろう.残念ながら,私はそういったところには位置していない.この適当な方程式から分かることは,成果と時間とが不可分であるということ.両方を満たさなければ顧客の期待に応えることができないことだ.じゃぁ,成果とは何か?この式からは顧客の期待に時間を掛けたもの.それって何だろう?時間をかければかけるほど,顧客が成果に対する期待がおおきくなるというものかもしれない.あぁ,そういえば,あるよね.そういうこと.ちょっとした仕事であれば,さっと片付けてしまおう.さもないと手書きのアイディアラフスケッチをデジタル化しさらに色を付けて立体にしなければならなくなってしまいそうだ.必要なのはアイディアだ.だから,私はいつもノートと鉛筆.打ち合わせの席でアイディアを書いて,それをビリビリと切り取ってお客さんに手渡す.分母が0というのは数学的にあり得ないけれど,限りなく0に近い.だから,そんなものでも顧客の期待に応えることができる.よほどのことがない限り一度持ち帰ってということは無いようにしている.じゃ,時間とは?成果÷顧客の期待だね.で,これは一体何だろう.顧客の期待する成果に対して掛けてよい時間ということなのかな?成果は我々の仕事では常に変数だから(顧客の期待値も変数だね),時間を固定値とすれば(通常期限はあるからね),成果は顧客の期待値を下回っても上回っても駄目ということになる.でも,顧客の期待値は状況によってだんだん膨らむことがあるから,これに対する成果も膨らむことがある.でも,ここでは出てこない金額はほとんどの場合固定値だから,出せる成果にも上限がある.ならば,顧客の期待が膨らまないうちにしかるべき成果を出してしまうことが大切だ.で,それは次の仕事ですね.って.
 いずれにせよ,成果と時間は不可分である.できることできないことはあるが,いたずらに時間を延ばすことは得策とは言えないだろう.少なくとも私たちの仕事にとっては.しかし,世の中には敢えてこの時間を引き延ばす手段に出ている商売がある.そう, 宝 く じ だ.時間が経てば経つほど顧客(=私)の期待は膨らむ.分かっちゃぁいるけれど膨らむ期待は仕方がない.もし,1億円,いや1千万円が当たったら,いやいや100万円が….金額を下方修正する程にその使途が具体的になるかいやになってしまう.そして,極限まで膨張した期待はある日突然一気に…..しぼむ.……………orz.
在来種と生物多様性_110201_01
[木村保夫 e-mail: y-kimura@especmic.co.jp](2011/1/9)


カテゴリ:在来種による緑化



Copyright ©2013 ESPEC MIC Corp. All rights reserved.