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ロックロールと植栽済みロールの組み合わせはビオトープに最適
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2012年10月29日

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前回に引き続きロック(ン)ロールの紹介を。
 ビオトープに池をつくる場合,何らかの遮水シートを敷設して,法(のり)の土留めとしてベストマンロール植栽済みベストマンロールが用いられます。ここでいつも課題となるのがロールをどのようにして固定するかということですね。通常ベストマンロールは1m間隔で設置された杭丸太に紐で縛って固定しますが,ビオトープでこれを行うと,遮水シートに杭丸太が貫通する場合が出てきます。ベントナイト系遮水シートを用いれば,この方法を採ることができますが,実際の現場ではやはり施工が難しい場合がほとんどです。杭丸太は木ですから腐れば漏水の原因ともなりますから,激しくお勧めできない方法といえます。ビオトープの完成後に,漏水ヶ所を探すのは恐ろしく大変な作業です。せっかくの遮水シートですから。できるだけ穴を開けない方法を採りたいですね。
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 そこで,はじめにφ200のベステック・ロックロール(ネット蛇篭)を設置し,ベストマンロールをベステック・ロックロールに結束固定すれば,遮水シートに穴を開けずにベストマンロールをビオトープ池に設置することができます。ビオトープ池を検討している方は是非この方法を用いてみて下さい。
2012/10/29 木村保夫


カテゴリ:在来種による緑化



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