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沈水植物土嚢
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2012年11月8日

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でも,どうでしょう。現地発生土を詰めてドボンとやれば,ほら,どうでしょうか,あの難しい沈水植物(金魚藻のような植物)の植栽がかなり容易になります。あ,そうそう,前回に引き続き植栽済み土嚢の話です。
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ヤシ繊維土嚢に沈水植物マットを固定した状況。
沈水植物の植栽はどうして難しいのでしょうか。それは,水中生活をする多くの沈水植物はそれほど根がしっかりとしていないことと(全てではありませんが),水中に穴を掘って沈水植物を植栽することがかなり困難であることによります。
あらかじめ沈水植物を植栽育成した沈水植物マットとヤシ繊維土嚢とを結束し,土嚢に現場の土を間詰めして水中に設置することで沈水植物の植栽をすることができます。どんなに深くてもできます。ひっくり返ってしまわないようにしなければ成りませんが,両面にマットを固定しておけば,どちらかの面が表になるでしょう。
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この現場ではうまく定着しましたが,そう簡単でないこともたくさんあります。
しかし,問題もかなりあります。それは,沈水植物は植栽しただけでは必ずしも定着しないということです。アメリカザリガニやソウギョなどによる食害は現在かなり問題となっていますね。
2012/11/08 木村保夫


カテゴリ:在来種による緑化



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