2015/02/24(火)稲ワラの活用方法 ~猫ちぐら~

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稲わらをお買い上げいただいたお客様が弊社まで受取りにおいでくださいました。
「つかぬ事をお伺いいたしますが、稲わらをどんなことにお使いになるんですか?」
不躾な質問に、お客様は
「ええ、うちの猫にね、ちぐらを作ってあげたくて。」
にこやかに微笑まれて、大事そうに稲わらを抱えて車に乗り込まれました。
走り去る車を見送りながら、先輩が小さな声で
「…ちぐら?」と呟きました。

イヤな予感がしたので、さっそく調べました。

「猫ちぐら(ねこちぐら)、猫つぐら(ねこつぐら)とは、藁を編んで作った猫用のペットハウスの一種。新潟県関川村、および秋山郷(同県津南町と長野県栄村)周辺の伝統民芸品である。関川村では「猫ちぐら」と呼び、秋山郷では「猫つぐら」と呼ぶ人が多い。」(猫ちぐら:wikipediaより抜粋)
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関川村猫ちぐらの会HPより

猫好きの先輩がパソコンのモニターにかじりついて萌えています。

…やっぱり呼ばれました。

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「猫ちぐらプロジェクト」だそうです。進捗を都度、ご報告いたします。



「猫ちぐらプロジェクト」
猫ちぐらプロジェクト~準備篇~
猫ちぐらプロジェクト~編み込み篇その1・底部中心~
猫ちぐらプロジェクト~編み込み篇その2・底部~
猫ちぐらプロジェクト~編み込み篇その3・側部~
猫ちぐらプロジェクト~番外篇~
猫ちぐらプロジェクト~編み込み篇その4・出入り口~
猫ちぐらプロジェクト~編み込み篇その5・天井~
猫ちぐらプロジェクト~完成披露~
猫ちぐらプロジェクト~テスト運用~
猫ちぐらプロジェクト~総括~



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「稲わら販売、はじめました」

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担当:野口

TEL : 0587-95-6369
FAX : 0587-95-4833
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2015/02/09(月)稲ワラの活用方法 ~人形づくり~

暖かな日差しの下で先輩がなにか始めました。
「なにか作ってるんですか?」
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ワラと言えばわら人形だろう。

!!?
先輩、なんてモノを。。。
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結局、わたしも作らされるはめに。
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果たしてこれが稲ワラの活用方法と言えるんでしょうか。

「これならどうだ!」
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お姫様を助けた勇敢な戦士、だそうです。。。

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わら人形の出来映えに満足げな先輩でした。

この後、先輩が険しい顔でパソコンを覗いていました。
こっそり覗くと、新潟県新潟市西潟区で行われた「わらアートまつり」のサイトでした。

「…やるなぁ。」

先輩がせっかく集めた稲ワラを背負って、新潟へ出張すると言い出しかねません。
昔から日本の子供たちが慣れ親しんだ稲わらです。
新潟で巨大なオブジェになる前に、一度お試しください。



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2015/01/21(水)稲わらの活用方法 ~マルチング材~

わたしたちは稲わらを植樹した苗木のマルチング材として使用してきました。

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自然の森では「落ち葉」という天然のマルチング材があります。
苗木を植えるという新規に創出された森では稲わらがこれに代わる役割を果たすのです。

稲わらにはマルチング材として次のような機能があります。

・保湿効果:土壌水分の蒸発を抑制し、適度に保湿します。
・保温・断熱効果:内部の空洞が冬季の寒冷,夏の熱射を緩和します。
・雑草防止:地表面への日射を遮ることで雑草の発生を抑制します。
・表土流出防止:傾斜地などで雨水によって表土が流れ出ることを防止します。
・生分解性:1~2年で微生物によって分解されると、肥やしとなり土を豊かにします。

施用は4kg/㎡ほど用意し、斜面傾斜と直行するように敷きます。

小束のまま並べ、地表面が露出しないように小束同士は密着させます。

ワラ縄で抑え、竹杭、木杭などで固定し、飛散しないようにします。

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数あるマルチング材の中で、稲わらは最適な材料と言えます。

是非その効果を体感してください。



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2015/01/14(水)稲わらの寸法

先輩から稲わらの諸元について紹介するからついてこいと呼ばれました。
「しっかり乾かしてあるから、軽いんだ。見ろ、一束400gしかない。」
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それちょっと小さくないですか?ふつうのは500g越えてますよ。

「長さは1m弱ってとこだな。箱に詰めるとちょっと先端が曲がるかな。」
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先っちょ曲げちゃうんですか?切り揃えればいいのに。

「太さはまちまちだけど、だいたい10㎝から15㎝というところだな。小束に結束してある。このわらは麻縄でむすんである。」
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譲ってもらった農家さんによってサイズや結束材が違うんですね。

「この段ボールが85㎝×45㎝×30㎝だ。これに目一杯詰め込んでだいたい18束ってとこだ。だいたい10kgくらいだな。」
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「どうだ、お前も一箱持って帰るか?」
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私はわらよりその先っちょに付いてたモノの方が嬉しいです。

工業製品ではないので、長さや太さなどはまちまちな部分もありますが、品質に間違いはありません。
是非一度手にとって、お試し下さい。



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2015/01/06(火)稲わらづくり

濃尾平野のど真ん中、木曽川の南に位置する弊社の周囲にも都市化の波は押し寄せていますが、まだまだ田園に囲まれています。
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稲刈りのあと、田圃に残った稲わらです。
水を抜いたとは言え、湿った田圃の上です。もたもたしていればカビが生えたり、汚れてしまいます。
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天気の変わり目を見て、圃場のスタッフ総出で回収します。
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回収してきた稲わらは「はさ掛け」にして天日で乾かします。
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しっかり乾かしたら、倉庫に保管して出荷の時を待ちます。
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秋風に吹かれながら、夕日に照らされる稲わら

メイドインジャパンです。
稲はお米だけを与えてくれる訳ではありません。
わたしたちが集めた稲わら、どうぞ使ってみてください。
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先輩、気持ちは分かりますが、そのドヤ顔は…。



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