2007/03/18(日)大阪府 小公園せせらぎ水路 ~まちに潤い空間を~

小公園のせせらぎ水路の水際を縁取った事例です.最近は学校にビオトープをつくることがとても多いですね.街角や小スペースにこうしたビオトープがあると,ちょっといい感じですね。

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ビオトープとはドイツで盛んに行 われており,いわゆるハビタット(Habitat = 生物の生息空間)と同義語とされていますが,日本では,比較的自由にとらえられており,学校ビオ トープや環境保全型ビオトープなど色々なビオトープがありますね.いずれにせよ,人々が身近な自然に関心をもつことがでる場所が増えることは好ましいこと ではないでしょうか?

この小公園も住宅地の中にあり,洗練された景観が形成されています.このせせらぎ水路の水際には植栽済みベストマンロール(植栽済み植生ロール)が使用されています.あらかじめ植物が植栽されているので,設置直後から良好な景観を形成します.このような場所にはもってこいの製品ですね。

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2005/05/19(木)岐阜県 ふる里農園美の関ビオトープ ちぼり川

[2007/10/14] 第五回 秋の自然観察会
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さて何バッタでしょう。
 
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水路の中の生き物たちに興味津々です。
 
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エビはいるかな
 
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アメリカザリガニに手を挟まれて
泣いてしまいました(笑)
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今日のお土産はカブトムシの幼虫です。
 
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秋の水路の様子
 

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2004/06/22(火)兵庫県 エスペックビオトープ(工場内ビオトープ)

[2007/07/01]
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水際のアゼスゲは元気いっぱい
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水辺と森が連続的な繋がりを…
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下池はメダカ天国
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チガヤ群落部
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何度も逃げられるも何とかカモ撮影
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上池(親水池)の一部で出現したヨシ
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ふるさとの森づくり 案内サイン
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支柱周りでミニ植樹祭を開催
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良い感じで収まりました!


久々のご報告です。・・・いかがでしょうか?全体的にかなりモコモコ感が出てきたと思いませんか?竣工後まる3年をもうすぐ迎えるこのバンビの里は去年までとは違うググググっという底からの力が湧き上がってきたような感じがします(抽象的な表現ばかりで申し訳ありません)。施設をまるまる囲む「エスペックの森(元々は全て苗木)」がそんな印象をより強く演出してくれているのかもしれません。「とりあえず3年」とはチマタでよく言われる事ですが、ビオトープ整備、自然再生の分野においても3年という時間は何か段階的に通ずるものがあるのかもしれませんね。上池(親水池)の水際ではアゼスゲが見事な群落を維持しています・・・・が、群落内にヨシが数本交じっているのを発見!植生の維持管理においては早期発見、即行動が大事です、という事でアゼスゲ群落内のヨシは抜かせていただきました。あと、この度施設外周の森の麓に1m×2mの「エスペックの森づくり」という大型のサインの設置が無事完了しましたので、併せてご紹介させていただきます。CO2削減等、環境配慮型の企業経営の動きは今後益々高まりを見せる事が予想されます。私たちはそういった角度からも施設資材も含めたトータル的なご提案が出来る会社を目指し頑張って参ります!

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2003/05/17(土)愛知県 庄内用水(光音寺公園ビオトープ)~多様な生物が生息できる川へ~

名古屋市内を流れる庄内用水は、護岸はブロック、河床はコンクリートでかためられた水路でした。名古屋市では、「水の回廊」事業の一環として、公園と隣接したこの水路の一部をビオトープとして整備することを検討しました。コンクリートブロックの護岸を撤去し、なだらかにして水際にアクセスしやすい構造とし、水辺には植栽済みベストマンロールが設置されました。また、北区の小学校の子どもたちによって、大型ルートボールなどが植えられました。2011年4月17日に完成記念式典が行われたようです。


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内袋付のヤシ土嚢
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内袋に土を入れる
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河床に設置する


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河床に設置する
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軽く掘って土が入ったヤシ土嚢を設置
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最後に砂利で覆い設置完了


私たちはここで沈水植物マットを設置させていただきました。内袋付きのヤシ土嚢の内側に、沈水植物の根が張ったマットを取りつけてあります。現場ではまず内袋に土を入れ、自重をもたせました。コンクリートであった河床には砂利が敷かれ、そこを軽く掘って土が入ったヤシ土嚢を設置します。隙間から新芽が出てくるといった仕掛けです。沈水植物はヤナギモ、ササバモ、セキショウモを導入しました。水位は設置時よりもうすこし上昇する予定です。沈水植物や湿生植物が繁茂し、魚や水生昆虫が見られ、子どもたちがたくさん集まる川になると期待されています。
右の新聞記事は読売新聞(2011年4月8日掲載)より抜粋したものです。 記事をクリックしていただくと、大きな画像でご覧いただけます。


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[2003年5月17日]

2001/04/01(日)愛知県 花の木地区水辺環境整備 ~せせらぎ水路の創出~

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愛知県安城市横山町において農村環境整備事業として実施されました.その地域に生息する野鳥や昆虫等の生息環境を確保するとともに,自然環境のネットワークを構築を図るために,せせらぎ水路が創出されました.また,子供達の遊び場として親水池も合わせて創出されました. せせらぎ水路には,生物の生息環境への配慮とともに,良好な景観を形成することも必要であることから,常緑のセキショウや花の美しいカキツバタが植栽されました.水際にはベストマンロールを設置し,初期に土が流出するのを抑えました.

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