2009/04/21(火)兵庫県 加古川市兎ヶ池ため池改修工事事業 ~地元住民による地域性種苗(チガヤ)の植栽と堤体緑化~

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兵庫県の東播磨地域では水辺を活かした新しいふるさとづくり「いなみのため池ミュージアム」が展開されています。行政と地域住民の参画と協働のもと、貴重な水辺空間をより素晴らしい姿で次代へ引き継いでいく事を目的に様々な活動に取り組んでおり、その活動の一環として加古川市志方町西牧にある兔ヶ池の改修 工事と併せた、堤体法面へのチガヤ苗の植栽会が平成21年3月22日に開催されました。

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2008/01/28(月)兵庫県 加古川護岸法面緑化事業 ~河川堤防法面におけるチガヤ群落整備に向けて~

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加古川の中流域にあたるここ兵庫県西脇地域は平成16年の台風23号により甚大な被害がもたらされた地域で、同年中に河川激甚災害対策特別緊急事業に指定され、平成17年から継続して河床掘削や堤防強化及び嵩上工事が進行中です。
堤防法面は図らずも工事後瞬く間に帰化植物やツル性植物に覆われてしまうといったケースが珍しくありませんが、ここ加古川の堤防法面でもそのような状況が至るところで見られます。
そんな中、堤体工事が竣工済みの一部区間においてチガヤを主体とした在来草本群落の整備への取組みが始まっています。そこで今回は2008年3月に施工したばかりのチガヤマットにスポットをあてて現場のご紹介させていただきます。

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2007/07/18(水)兵庫県 エスペックビオトープ バンビの里 ~自然が私達に与えてくれるもの~

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近年日本でも定着してきた言語「ビオトープ BIOTOPE」。生態学的には「生物の生息空間」を意味しますが、ここに私達人間はいかに関わっていくのかは今後の自然再生事業の上で重要なテーマの一つではないでしょうか。子供の頃に水辺で見つけた小さな命、森の中で感じた神秘的な静けさ、自然という存在が私達人間に与えてくれるものとは・・・そんな思いから「バンビの里」の計画は生まれました。

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