2001/04/01(日)愛知県 花の木地区水辺環境整備 ~せせらぎ水路の創出~

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愛知県安城市横山町において農村環境整備事業として実施されました.その地域に生息する野鳥や昆虫等の生息環境を確保するとともに,自然環境のネットワークを構築を図るために,せせらぎ水路が創出されました.また,子供達の遊び場として親水池も合わせて創出されました. せせらぎ水路には,生物の生息環境への配慮とともに,良好な景観を形成することも必要であることから,常緑のセキショウや花の美しいカキツバタが植栽されました.水際にはベストマンロールを設置し,初期に土が流出するのを抑えました.

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2000/12/01(金)愛知県 大口西小学校ビオトープ ~地域とつくる学校ビオトープ~

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全国学校ビオトープコンクールにて優秀賞を受賞


愛知県丹羽郡大口町にはエスペックミック株式会社の本社があります.地元の大口西小学校の敷地730㎡の敷地において,上・中・下流の演出を施した水辺が創出された.

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1999/03/01(月)愛知県 温故井池 ~水生植物による温故井池の修景と環境復元および水質浄化~

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より自然味豊かな環境の創出を計るために,温故井池の一部に水生植物を導入し,景観や生態系に配慮した環境づくりを行いました。水生植物群落は多様な水生生物の生息地となり,特に魚類の産卵場所や稚魚の生息場所として機能します。また,水生植物による水質浄化作用,植物群落による景観的効果も期待できます。一般に水生生物の生活拠点のポイントとして, ○ 水際は極力多孔質もしくは,植物による構造とする。 ○ 流れや水深の変化,水際部の直線化,単純化を避ける。 ○ 水辺の植物群落は在来種の早期再生を目指す。 などが生態的な環境に効果的であるとされています。
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施工直後:1999年3月
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植生護岸工:2000年5月
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植生護岸工:2001年7月


植生護岸(L 76m,W 1.5m) 温故井池の水際は岩組護岸が配置されていますが,その前面に水生植物群落が形成すると,岩との組み合わせによって,より自然に近い景観が形成されるものと考えています。また,水際のヨシ群落には水質浄化の効果や,小動物のすみかとしての機能があります。
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ベストマンアイランド施工(16ユニット)
:1999年3月
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ベストマンアイランド施工
:2000年5月
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ベストマンアイランド施工
:2001年7月


人工浮島(64㎡) 人工浮島はステンレスパイプを三角形に組み合わせたもので,ドイツでは1979年から普及している製品です。 この人工浮島にはヨシ,ガマ,マコモ等の水生植物が植栽されており,多くの根が水面下にカーテンのように垂れ下がります。植物はここから,水質悪化の原因となっているチッソやリンを吸収します。また,水面下に垂れ下がった根は,魚類の産卵場所や稚魚の生活場所として機能します。


[1999年3月1日]

1997/03/01(土)愛知県 戸田川 ~カゴマット上のヨシ群落の創出~

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製品設置後6ヶ月経過(1997年10月).


水際の植生は本来長い年月をかけて形成されていくものです。よって河川改修等により失われた植生は基盤の整備だけでは簡単には取り戻すことは出来ません。 ベストマンシステムは様々な諸言(水位・流速・水質・河床材料等)から、より確実にそしてより早く、植物群落を形成させる方法を提案します。

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