2009/01/11(日)大阪府 大規模マンション内水景施設整備 ~せせらぎと水生植物群落のある庭園づくり~

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[2009/1/11]施工時の様子


弊社では中々お手伝いさせて頂く機会の少ないマンション建設ですが、この度大阪府堺市に誕生した超大型マンションの庭園内においてベストマンシステムが水辺の緑化工法として採用されました。圃場にて十分に養生を施したアゼスゲの植栽済みベストマンロール(BRP303)を池底に打ち込んだアンカープラグとロープを使って固定し、水生植物群落の風景を演出するために一部では同じくアゼスゲのベストマンパレット(BP800)の設置も実施されました。

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2008/06/12(木)大阪府 今城塚古墳整備工事 チガヤによる墳丘法面緑化 ~史跡公園内における在来種緑化~

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大阪府高槻市にある今城塚古墳は古墳時代後期の6世紀前半に築造された前方後円墳(三島野古墳群に属する)で,淀川流域では最大規模の墳墓として知られて います。高槻市は7ヵ年の歳月をかけて荒廃した墳丘の復元事業に取り組み,2011年4月に史跡公園として整備・一般公開するに至りました。

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2008/05/13(火)大阪府 吹田市大角水路改良工事 ~「水路」から「せせらぎ」へ~

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水路改良工事というと幅を広くしたり、深くしたり、頑丈にしたり、安全柵を設けたり、蓋をしたり・・・が一般的です。しかし、この「大角水路改良工事」は 街並みの風景の一部として水路の価値を引き上げるための事業で、構想から実に約3年の歳月を経て平成23年4月に道路改修と併せて無事竣工を迎えました。

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2008/03/25(火)三重県 木曽岬町 グリーンフェンダー

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海抜0m地帯の河川や水路では鋼矢板護岸が多用されきましたが,自然環境の整備を行う上で困難な場所の一つです.このような場所では,植栽済みベストマンロール(植栽済み植生ロール)をつり下げる”グリーンフェンダー”が効果的に機能します.












グリーンフェンダーには植栽済みベストマンロールを使用しますが,設置直後から目的とする植物群落が形成され,極短期間で良好な景観を形成することができま す.また,水域と陸域とを連続させることができますので,カエルや水生昆虫などの水域と陸域とを行き来する生物の保全にも大きな効果が期待できます.

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2008/03/24(月)千葉県 境川 ~鋼矢板護岸の自然再生の試み~

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ロール設置前の状況


近年,低地の河川の多くは鋼矢板による護岸となってしまいました.時代背景を考慮するとそれも致し方のない面があるかと思います.しかし,鋼矢板護岸は水域と陸域とを分断してしまうだけではなく,工事終了後には水際の植生がほとんど消滅してしまう場合がほとんどです.

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