2024/04/15(月)世田谷区立岡本いこいの森緑地 在来種で緑化シート(ワラシバ)

240415_008.jpg

国産の在来種種子(国内産在来種種子)を用いて公園を緑化する

 世田谷区立岡本いこいの森緑地拡張工事において、国産の在来種種子(国内産在来種種子)を用いて公園内の緑化を試みました。国産の在来種種子(国内産在来種種子)を植生シート(在来種で緑化シート)に配合しました。

240415_003.jpg
施工直後(2023年2月21日撮影)
240415_007.jpg
施工後3ヶ月(2023年5月31日撮影)


 世田谷区立岡本いこいの森緑地で使用した種子は、国産の在来種種子(国内産在来種種子)のため、冬場は種子が発芽しませんが、翌春の5月頃から少しずつ発芽し、夏頃にかけて大きく成長していきます。今回は、日陰条件でも生育する植物の種子を配合しており、公園内の日陰部分では主にこちらの植物で緑化を試みています。
240415_002.jpg
国産の在来種種子は5月ごろから発芽する
240415_009.jpg
日陰条件でも生育する植物の種子を配合した

在来種で緑化シート(ワラシバタイプ、麻ネット付)

240415_004.jpg
在来種で緑化シート(ワラシバ、麻ネット付)
 今回の現場は、国産の在来種種子(国内産在来種種子)を用いて緑化を試みました。この在来種で緑化シート(ワラシバタイプ、麻ネット付)は、盛土法面の緑化として利用することが多いですが、本現場の公園のような平地においても使用することができます。また、在来種で緑化シートは生分解性の資材で製造しており、将来的には基盤は少しずつ自然にかえるため、子供の遊び場となる公園内での使用も安心です。シートの固定は一般的に金目串を利用しますが、今回は自然由来の竹串を使用しました。


240415_005.jpg
シートの固定には竹串を使用した。
240415_006.jpg
シートの固定には竹串を使用した。


 国産の在来種(国内産在来種)を用いた施工実績も増えてきていますので、ご興味のある方は是非、弊社までお問合せください在来種で緑化シートネットショップでも販売を始めました。


【2024/04/15】
【東京オフィス 東建介】
【電話】03-5643-0305
【メール】k-azuma@especmic.co.jp