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ギシギシの種子を精製しました。
種子自体はそれこそ植物体に「ぎしぎし」と詰まってできるので採集は容易ですが,”内果被片”から”そう果”を取り出すのが,それはそれは大変な作業でした。
種子(そう果)は長さ2.0~2.5mm程度の3稜形です。採集した種子は1gあたりどのくらいの粒数があるのか,これから定量作業を行います。今日は午後半日かけて種子精製をしていました。こうした作業をしていると,色々なことが分かってくるものですね。具体的には........。まぁ,いずれ,またそのうち。
【木村保夫】
遅ばせながら2018年になり最初のブログ更新。
今年の干支は「イヌ」ですね。
なので、以前から疑問に思っていた「イヌ」と名のつく植物について
少し調べてみました。
イヌツゲ、イヌコリヤナギ、イヌタデ、イヌガヤ、イヌビエ・・・
樹木も草本も「イヌ」がつく植物は意外とあります。
名前の由来は、諸説あるようですが、
犬とは無関係なものが多く、似ているが違うという意味の「否(いな)」が
「イヌ」になったようです。
中にはイヌムギなど「犬」の意味をもつものもあります。
人は食べられないが犬が食すものとして「劣る」という意味で使われているようです。
名前の由来を調べてみるもの植物を覚え、身近に感じられる一つですね。
「イヌ」がつく雑草のたねも扱っておりますよ。
本年も宜しくお願い致します!
【山口・三島】