チガヤマット
(ちがやまっと)

チガヤ(Imperata cylindrica)は日本の在来種です。
チガヤは日本全国に分布するイネ科の多年草で、海浜砂丘から休耕田まで実に様々な環境に生育しています。5〜6月に白い穂が出ているのを見たことがある人も多いと思います。定期的な除草が行われる堤防法面に多く生育しているため、多くの河川では穂が出る前の5月頃になると除草が行われるためチガヤが生育していることに気がつかないかもしれません。



チガヤマット

 チガヤマットは薄層のヤシ繊維基盤に育成された張芝状のチガヤ苗です。大きさは幅1.15m×長2.0mと大きく施工性に優れた製品です。堤防法面の緑化,生物多様性に配慮した緑化,屋上や建築外構の緑化に使用されています。また,チガヤマットは種子から生産していますので,6月下旬頃までに種子が集まれば、その年の11月頃までにはチガヤマットを納品することができますので、ご要望に応じた地域に植物への対応が可能です。

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チガヤマット especmic


堤防法面の緑化に最適です。

 堤防法面の緑化と言えば、野芝による張芝が主流です。張芝はとても優れた工法ですが、芝を維持するには1年に4回程度の除草が必要です。堤防法面の除草は1年に2回程度のため、芝の維持は難しく、植生遷移によって他の植物が優占することになります。1年に2回程度の除草頻度でも優占する植物のひとつがチガヤですが、必ずしも優占するとは限りません。ネズミムギやオニウシノケグサなどの外来種が優占する場合も多くあります。できれば在来種であるチガヤ群落になってもらいたいのですが、放置しておいた場合、どちらになるのかは分かりません。
天竜川 especmic


はじめからチガヤを植栽することが効果的です。

チガヤマット especmic
 エスペックミックでは薄層のヤシ繊維基盤にチガヤ苗を植栽したチガヤマットを販売しています。はじめは、種子を吹き付けたり、苗を植栽したり試行錯誤をしましたが、現時点ではマット状の苗が最も効果があることが分かりました。種子の難点として、大量に入手することが難しいうえ、吹き付けをしても時期が悪いとほとんど発芽しません。苗の植栽では、堤防法面のような大面積では、植栽に手間がかかるなど、法覆工と併用しないと雨裂侵食が生じたりします。


草地を創出する。


 チガヤマットは堤防法面の緑化の他に、在来種草地を速やかに創出する場合でも効果的です。平成24年9月29日から10月28日までの間に東京都で開催された第29回全国都市緑化フェアTOKYOでもチガヤマットが採用されています。

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都市緑化フェア especmic


屋上緑化や建築外構の植栽

 屋上緑化や建築外構の植栽にもチガヤマットによりチガヤ草地を創出する事例が増えています。チガヤ草地で広い面積を緑化し、そこにノカンゾウやワレモコウなどの土ポット苗の植栽が行われ、在来種草地が創出されました。
 一方、屋上緑化や建築外構の植栽の用途では、幅1.15m×長2.0mのチガヤマットは少し大きい場合があります。そこで、こうした用途に対しては幅28cm×長58cmの野草ユニットを提供しています。

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チガヤによる屋上緑化 especmic


外来種対策

オオキンケイギク especmic
 外来種とチガヤはどちらが強いのか?というほど物事は単純ではありませんが、使い方によっては効果的です。オオキンケイギクの繁茂する堤防法面に対し、これを除去して在来種であるチガヤ群落に置き換えることができます。

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カヤネズミの生息地創出のために

画像の説明 especmic
 良質な草地、チガヤ,ヨシ、オギ群落には小さなカヤネズミが生息します。何らかの工事後に速やかにチガヤ群落やオギ群落を創出したい場合にチガヤマットの設置はとても効果的です。また,オギについてはオギマットを用いることができます。

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