原っぱユニット
(はらっぱゆにっと)


原っぱユニットは、ベースとなるマット苗と小さな植物苗を組み合わせて在来種草地を創出するために開発された仕組みです。上の写真は原っぱユニットで創出した在来種草地です。


仕様が新しくなりました


原っぱユニットで創出した草地
これまで原っぱユニットは、30㎝×60㎝程度の薄層のマット苗をフロアカーペットの様に組み合わせることで草地をつくる仕組みでした。しかし様々な現場での使用を経て、ベース植物となるマット苗とφ2㎝の専用の小さな苗であるルートボールミニを組み合わせることで在来種草地を創出する仕組みに替わりました。このことにより、建築外構や屋上緑化など、小規模から大規模な草地から大規模な草地まで対応することができるようになりました。


ベースとなるマット苗、原っぱマット


原っぱユニットのマット苗
ベースとなるマット苗(原っぱマット)は厚さ3~5cmの薄層で、幅30cm×長さ50cm、幅50cm×長さ50cm、幅50cm×長さ1.0mのものがあります。植物の種類はノシバ,カゼクサ,チカラシバ、チガヤがあり、基本的に単一植物が植栽されたものです。単一のベース植物を用いても良いですし、複数のベース植物を組み合わせてもよいでしょう。ノシバは草丈が低く踏圧に強い植物です。カゼクサやチカラシバは路傍に生育する植物で、やや草丈が高い植物くなりますが刈り取りや踏圧に強いのが特徴です。チガヤは刈り取りに強く、様々な植物が共存することができます。写真は草丈の低いノシバと草丈の高いチガヤのマット苗を組み合わせたものです。原っぱマットのサイズは複数ありますので用途に応じて選ぶことが可能です。


小さな苗、ルートボールミニ


ルートボールミニ
マット苗を設置したら、そこにノアザミ,カワラナデシコ,オオバコ,ヘビイチゴ,スズメノヤリなど草地に生育する様々な植物の苗を植栽します。植栽にはφ2㎝の専用の小さな苗のルートボールミニを使用します。ルートボールミニは種子から生産した小さな苗であるため、とても容易にマット苗に植栽することができます。ですから同じ時間でポット苗を植栽するよりも多くの苗を植栽することができます。もちろん一般に流通している苗を植栽することも可能です。


施工手順は簡単です


施工手順は簡単です。まず原っぱマットを設置します。設置ができたら、そこにルートボールミニや土ポット苗を植栽して完了です。設置直後は外来種などの好ましくない植物が発生します。放置しておくと外来種に置き換わってしまう可能性があります。ですから、原っぱの植生が安定するまではしっかりと除草作業を行う必要があります。



施工手順 1.原っぱマットを設置します。
施工手順 2.苗を植栽します。
施工手順 3.好ましくない植物は除草します。



より自然に近い植物の配置を考える


配植図
ベースとなるマット苗の組み合わせで大まかな景観を作成したら、ルートボールミニや土ポット苗を植栽して草地をつくってゆきます。より自然な草地になるようにするには植栽する植物の種類の選定とともに、それらをどのように配植するかがとても重要になります。自然の草地には多くの種類が生育していますが、全てが均等に生育しているわけではありません。草地に成立する植物の分布は植物の種子が風で散布されるのか重力によって落下するのか、地下茎で殖えるのか株が大きくなるのか、あるいはその土地の地質や湿り具合は均一なのか不均一なのかでも植物の分布は変化します。すべてを考慮した配植を行うことは極めて困難ですが、植物の繁殖様式を考慮した配植図を作成することで、これまでよりも、より自然に近い配植を行うことができます。




仕様

マット苗

  • ・厚さ3~5cm程度の薄層のマット苗です。
  • ・草原に生育する日本の在来種で構成されています。
  • ・複数のマットを組あわせたり,苗を植栽したりすることで草地を創出することができます。


製品の仕様


型式 形状 植物種
GFM300 幅30cm×長さ50cm ノシバ、チガヤ,カゼクサ,チカラシバ
GFM500 幅50cm×長さ50cm ノシバ、チガヤ,カゼクサ,チカラシバ
GFM1000 幅50cm×長さ1.0m ノシバ、チガヤ,カゼクサ,チカラシバ
使用条件: