萱株苗
(かやかぶなえ)

萱株(かやかぶ)とは現場周辺から掘り取って小分けにしたススキの株のことです。
萱株苗(かやかぶなえ)はススキの小さな苗で、φ2cmとφ4cmのサイズがあります。


 治山工事を行った際、植生の回復による土壌の流出防止や法面保護、景観形成を目的に、丸太柵工(木柵工)や丸太土留工、丸太筋工の緑化として萱株が用いられます。萱株は現場に生育しているススキを利用するのですが一般的ですが、必ずしも現場にススキが生育しているとは限らないですし、仮に生育していたとしてもそれを掘り取って株を小分けにするのはかなりの労力が必要になります。
 萱株苗はススキの小さな苗で、萱株として使用することができます。φ2cmとφ4cmのサイズがあり、φ2cmのものは根茎のみ,φ4cmのものは生分解性のポット容器を使用しています。そのため,そのまま植栽することが可能で、ポット容器などのゴミが出ず作業効率が飛躍的に向上します。

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ススキ especmic ススキ
チカラシバ especmic チカラシバ

植物の種類はススキとチカラシバ


 植物の種類は従来のススキに加え,新たにチカラシバが加わりました。チカラシバは日本全国の道ばたなどに普通に見られるイネ科の多年草です。チカラシバは鹿の不嗜好性植物としても知られており,試験施工ではチカラシバの萱株苗は鹿の食害を受けても比較的良好に成育できることが確認されました。現在試験施工段階ですが,チカラシバは鹿の食害対策として有望な植物と言えそうです。(2017/11/08)

チカラシバ especmic チカラシバ
チカラシバ試験施工 especmic チカラシバの萱株苗による緑化試験の状況


設置方法


 設置は至って簡単です。萱株苗よりひとまわり大きい穴を開けて、そのまま苗を差し込むだけです。苗はφ2cmあるいはφ4cmなので、開ける穴は小さくてすみます。
ススキは栄養分の乏しい土地でもよく成長するため,すぐに大きくなり緑化に貢献することができます。現場ではススキの種子吹付も行われるようですが,発芽率が悪いのかなかなかうまくいきません。裸地ができるとあちらこちらにススキが生えてくるのですが,不思議なものです。萱株苗は小さな苗を植栽しますから,種子を用いるよりも確実にススキを定着させることができます。

画像の説明 especmic
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