2024/04/17(水)あらかわ遊園整備工事 芝ロール(ノシバロール)

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緑の地先ブロックとして芝ロール(ノシバロール)を利用する

 東京都荒川区の「あらかわ遊園」整備工事において、芝ロール(ノシバロール)を採用頂きました。芝ロール(ノシバロール)はヤシ繊維を充填した蛇カゴ状の植生ロールにあらかじめノシバを植栽し圃場で育成させた製品です。現場の曲線や蛇行などの複雑な形状にフィットするので、芝生地や花壇の縁石としての利用ができます。今回は、あらかわ遊園の階段上の芝生広場をつくるために、芝ロール(ノシバロール)が利用されました。

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施工前(2021年10月6日撮影)
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施工直後(2022年1月28日撮影)


 芝ロール(ノシバロール)は、ユニック車などで現場に納入します。φ30cmの場合、水をある程度切った状態の重量は60kg/本(20kg/m)程度ありますので、クレーン等で吊り上げて荷下ろしすると効率的です。人力運搬も可能で、1本当たり大人3人で小運搬をすることができます。
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芝ロールはクレーンで吊り上げることができる
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芝ロール(ノシバロール)の搬入状況

合成樹脂ネットを使用して芝ロール(ノシバロール)を固定する

 芝ロール(ノシバロール)を現場で固定する方法は様々ありますが、あらかわ遊園の現場では、合成樹脂ネットを使用して芝ロール(ノシバロール)を固定しました。具体的には、合成樹脂ネットを芝ロール(ノシバロール)の下に敷いて、そこにロープをかけて芝ロールと合成樹脂ネットを結束固定します。さらに、芝ロール(ノシバロール)の背面に客土することで、合成樹脂ネットが土圧で抑えられ、芝ロール(ノシバロール)の転倒や横ズレを防止します。

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芝ロール(ノシバロール)の下に合成樹脂ネットを敷く
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合成樹脂ネットを使用した固定方法
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芝ロールと合成樹脂ネットの結束作業状況
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芝ロールの間もロープで結束する


 緑の地先ブロック(縁石)や土留めなどを検討している方は、是非弊社までお問合せください

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【2024年4月17日】
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