2018/01/29(月)ベストマンアイランド・マットタイプをご利用頂きました。

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1月4日に初詣に出かけた時のこと、池に見覚えのあるものを発見!
ハンゲショウやミソハギなどを植栽してある当社の人工浮島でした。
ここは世界遺産にも登録された由緒ある神社、宗像大社。
こんな由緒ある神社に採用されたことはとても光栄です。

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風景によく馴染んでいます。
人工浮島は通常、四角タイプですが、今回はできるだけ風景に違和感がないように加工して楕円形にしています。
軽量な浮島「ベストマンアイランド・マットタイプ」は、
池などの水景施設に彩りを加えるとともに、魚や野鳥など生き物にとっての生息場所の創出に繋がります。
お気軽に問合せ下さい。

皆様にご利益がありますように。

【山口・三島】

2018/01/12(金)ルートボール・ギガ(ススキ)をご利用頂きました。

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ルートボール・ギガはφ40cmのススキの苗です。ちょっと(かなり)重量があり現場での取り扱いがとても大変でしたので在庫限りとなっておりました。でも,植栽すると大株のススキはとても存在感があります。今回,在庫限りのルートボール・ギガを建築外構の緑化にご利用いただきました。ありがとうございました!冬期の植栽でしたので地上部は枯れていましたが,景観的な観点から敢えて枯れた地上部を残した状態となっています。良い感じですね。

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ルートボール・ギガの後継製品としてルートボール・メガ(φ27cm)がラインナップされています。ルートボール・ギガが重すぎた反省点から,ルートボール・メガは培養土にヤシ繊維を使うなどかなり軽量なものとなっております。お勧めです。

【木村保夫】

2017/11/08(水)鹿の食害対策にはチカラシバが良さそうです。

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チカラシバが良さそうです

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チカラシバの成育状況
チカラシバはイネ科の多年草で,日本全国に分布しています。道端に普通に見かける日本の在来種(雑草)です。比較的乾燥に強く,しっかりと根を張りますので,法面緑化植物には適しています。また,鹿の不嗜好性植物としても知られています。実際に野外で試験を行ってみますと,鹿の食害は若干あるものの,植栽した苗は良好に定着し,播種でも発芽を確認することができました(イノシシによる掘り返しの被害は受けていますが)。

萱株苗(雑草苗)と在来種で緑化シート

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萱株苗(チカラシバ)
 
エスペックミックでは,こうして特性を持つチカラシバを植生シート(在来種で緑化シート)や小さな苗(萱株苗)として提供しています。また,チカラシバのマット苗も検討しています。まだ試験段階ではありますが,鹿の食害でお困りの方は是非,弊社にお問い合わせください。
 
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播種によるチカラシバ
 
【山口勉 代筆:同僚(A型)】

2017/10/30(月)<長良川>ヨシ原再生における群落移植を行いました。

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ヨシ原を再生して自然豊な川にしていこうという
長良川ヨシ原再生工事プロジェクトに関与させていただきました。

現場近くにあるヨシ群落をそのまま移植する方法はないか?
たどり着いた結果は、植物群移植工法(表土移植・移設工法)でした。
植物群移植工法は、植物群落を土壌ごと重機で移植する工法で、
土壌中の埋土種子や微生物等の現地生物群をそのまま移植でき、
また対象植物の移植による傷みをできるだけ軽減した工法です。

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中部地区では初の試みとなります。
大雨による増水、季節風などによる影響等・・・
定着するまで心配は尽きませんでした。

移植直後                     
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移植1年後
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施工1年後、見事なヨシ原再生となってました!
表層土を移植しているため、定着も生長も早いですね。
貴重種などの移植にも効果的です。

【山口・三島】