2024/04/04(木)林道法面におけるシカ食害対策の緑化(埼玉県内の事例)

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シカ(鹿)生息地における現状と課題

 これまで、神奈川県内のシカ(鹿)食害地における緑化事例をご紹介してきましたが、近隣の埼玉県でも同様にシカの食害により植生が衰退している状況が確認されています。植生が衰退して裸地化した箇所は、降雨によって土壌浸食が起こっており、自生する樹木の根が露出している箇所が見受けられます。このような場所では、林道への倒木や土砂崩れ等の災害が発生する可能性があり、これらを事前に防ぐためにもシカ(鹿)生息地において、まずは法面等を早期に緑化し、土壌浸食を防止させる必要があります。
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シカ食害により衰退した植生(埼玉県内)
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土壌浸食が起こり樹木の根が露出した状況

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