2019/03/11(月)試験用のササマット!?

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緑化用として開発中のササマット。なんと,除草剤の試験用に使ってみたいとの御問合せが!
先日試験用としてササマットを御注文頂きました。

なぜ?除草剤の試験用にササマットを使いたいのだろう?と思い,調べてみると,ササ類は強害雑草として様々な場所で問題視されているようです(もちろんササの種類にもよりますが)。

確かに現場を見てみると,高速道路の法面や路肩,公園などササが繁茂しすぎている場所を見かけます。
除草剤の試験用とは予想外でしたが,何はともあれ,お客様のご要望にお応えできる事が1番です。

ササマットにご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
もちろん緑化用としてもお使い頂けますので。

【東建介】

2018/04/02(月)ただ今、「ススキ」の種子(小穂)を精製してます。

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ススキは治山事業を中心に法面緑化や造園工事で多く利用されてきました。
これまで流通していた多くのススキは外国産由来のススキでしたが様々な問題を含んでいたため、
今では外国産ススキの流通は見合わせている状況と伺っています。

一方、ススキは日本の国土形成や景観形成において欠かすことのできない植物の一つです。
当社では、先のブログに掲載させていただいたように、日本産ススキ種子の採取を行っています。

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ススキの種子は果穂から小穂を取り外したものを利用しています(一次精製)。
当社においては種子の出荷は小穂の状態で行っております。
 ※更に果実の取り出しまでの精製は行っていません(二次精製)。

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1グラム当りにどれだけの小穂があるかを数えてみました。
小穂はとても軽く綿毛がついているため、ちょっとした風で動いてしまうので、
細かい作業にため息もつけません(笑)。なかなか大変な作業でした。

小穂の量は、1グラムあたり、おおよそ1100粒でした。

数えながらよく小穂を観察すると、種子(果実)があるかないか分かってきます。
果穂を採るタイミングを逃すと既に中味がなかったり、
逆に早いと未熟だったり・・・奥深いです。

ススキのご入用はお気軽に問合せ下さい。

【山口・三島】

2018/03/30(金)日本産ススキ種子在庫リスト(採種地リスト)

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当社では法面緑化や治山事業において在来植物を利用いただくために、
日本産ススキの種子を採取しています。

採種場所を地図と表に取りまとめました。
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現時点で在庫のあるススキ種子は宮城県・千葉県・長野県・愛知県・岐阜県・大阪府・熊本県と、東北地方から九州地方にまでまたがります。

これらの種子を利用し、治山工事において利用される「萱株苗」や「在来種で緑化シート」を生産します。

ご興味のある方は是非、お問合せ下さい。
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【山口・三島】